からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

日本のハーブ

アイ(藍)

日本の薬草 藍染めに使われる植物を「アイ」と総称していますが、 その中で最もよく知られているのが「タデアイ」です。 藍染めには「防虫効果」があり、 生地を丈夫にすると言われています。 染料植物として有名で、 奈良時代に栽培方法と染色技法が伝来し…

アカネ(茜)

日本のハーブ アカネ科アカネ属の蔓性多年生植物です。 『万葉集』にも登場し、 赤みを帯びたアカネの根の根からは 「アリザリン」という赤色の染料が採取され、 古くからこれを使った草木染め(茜染)が行われてきました。 現在、アカネ色素の抽出には、 根…

アケビ(木通)

日本の薬草 山野に自生する蔓性の植物です。 5月頃に開花し、果実は秋に成熟すると紫色になり、 縦に割れて中が見えることから「開け実」と名付けられました。 熟した果実の白い部分は甘いそうです。 また春に伸びた蔓を塩茹でにして味噌マヨネーズなどをつ…

アシタバ(明日葉)

日本のハーブ 爽やかな香りとほのかな苦味が特徴の「明日葉」は、 日本原産のセリ科の野草で、 八丈島や伊豆七島など温暖な地域に自生しています。 「今日その葉を摘んでも、明日には若葉が出る」ことから その名が付けられ、 非常に生命力の高い植物として…

アズキ(小豆)

日本のハーブ China原産の一年草。 日本では農耕文化が始まった当時から栽培されています。 日本各地で栽培されていますが、国産の9割以上は北海道産です。 「小豆」は、昔から、赤飯や餡などに広く利用されています。 小豆の「赤色」は、魔除けや厄除け、…

アマチャ(甘茶)

日本のハーブ アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、 本州、四国、九州で自生しています。 アマチャの原料となる葉を採取する時は、 花を咲かせないように蕾を取ってから、葉を生育させます。 日本では、長野、奈良、青森、富山などで栽培されています。 名前…

アマチャヅル(甘茶蔓)

日本の薬草 日本全国に自生するウリ科に属する多年生の蔓性植物です。 アマチャヅルの名前の由来は、 全草に甘茶(あまちゃ)のような甘味があることから この名が付けられました。 お茶にするとほんのり甘みがあり、飲みやすいのが特徴です。 アマチャヅル…

アマドコロ(甘野老)

日本のハーブ 「アマドコロ」は日本各地の山地などに自生し、 すずらんに似た花を咲かせます。 花の形はややスリムな釣鐘型で裾が少し開きます。 切り花として畑に植えたり、観賞用に庭園にも植えられます。 春先に出てくる若芽と、地中に伸びている根茎が …

アンズ(杏子)

日本のハーブ アンズは甘酸っぱくて、 すっきりとした初夏の味を楽しめるフルーツです。 アンズはバラ科の樹木で、 梅や桃、スモモなどと遺伝的に近縁に当たります。 原産地は ネパールから、Chinaの山東、山西、河北地方の山岳地帯と 言われています。 古代…

イカリソウ(錨草)

日本の薬草 「イカリソウ」の名前は、花の形からきています。 船の錨(いかり)に似た淡紫色をした花をつけることから この名がついたのだそうです。 生薬名の「淫羊霍」(いんようかく)は Chinaの「ホザキノイカリソウ」から調製される生薬で、 「ホザキノ…

イタドリ(虎杖)

日本のハーブ イタドリとは、道ばたや土手などに生えている植物です。 4~5月に採取できる柔らかい新芽は、 山菜として古くから煮物や炒めものにして食べられてきました。 また、乾燥させた根は 「虎杖」(こじょう)または「虎杖根」(こじょうこん)という…

イノコズチ(猪子槌)

日本の薬草 野原や道路脇などの至る所に自生する多年草です。 秋に植物の種子のようなものが衣服にくっつく 「ひっつき虫」の一種として知られています。 「イノコヅチ」の若葉と若芽が、 天ぷら、あえ物、塩ゆで、胡麻和えなどをして食べてこられました。 …

ウコギ(五加皮・姫五加)

日本のハーブ 「ヒメウコギ」はChina原産で、古い時代に渡来した落葉低木です。 春から初夏に芽吹く新芽が美味しく、山菜として食用されます。 生垣 ウコギの種類 エゾウコギ 五加皮(ごかひ) ウコギ茶 生垣 元々は薬用として渡来しましたが、 棘があること…

ウツボグサ(空穂草、靫草)

日本のハーブ 日当たりの良い土手に、 一風変わった紫色の花を付ける草が生えてきます。 名前の由来は、花穂の形が矢を入れる靭(うつぼ)に似ていることから 来ています。 生薬名は「夏枯草」(かごそう)と言いますが、 これは7月から8月頃になると 花穂…

ウド(独活)

日本のハーブ 東アジアの温帯に分布し、 適湿でやや肥沃な各地の山野に生育しています。 背丈が2m程にまで伸び、 茎は柔らかいものの生長後は食材としては利用出来ないことから、 「ウドの大木」という言葉が生まれました。 ただ、若い茎は香りが高いこと…

ウメ(梅)

日本のハーブ 梅とは 梅の来歴 七十二候「梅子黄」 梅の効用 新元号は「令和」 梅とは バラ科サクラ属の落葉低木で、 アンズ、モモ、アーモンドやプルーンと同属です。 杏と近縁種であり、交雑しやすいことを利用して、 現在のウメは、アンズとの交配によっ…

ウンシュウミカン(温州みかん)

日本のハーブ 柑橘類の原産地は インド、インドネシア、China大陸、日本など 東アジアの広い範囲ですが、 日本古来の原生種は、 「橘」と沖縄の「シークァーサー」であるとされています。 「温州」という名前がついていますが、 China大陸産ではなく、 今か…

エゴマ(荏胡麻)

日本のハーブ エゴマの葉はシソの葉によく似た形をしており、 同じシソ科の一年草で、 東南アジア原産が原産とされています。 種を絞ったエゴマ油や葉が食用として用いられています。 エゴマの歴史は古く、 日本では縄文時代から食べられてきたと言われてお…

エゾウコギ(蝦夷五加皮)

日本のハーブ ウコギ科ウコギ属の落葉低木で、北海道に自生しています。 生垣などにも使われてきました。 山野に自生し、山菜として食用されてきた歴史もあります。 山菜としての旬は春で、肉質が柔らかく香りが豊かです。 日本に昔から自生している「ヤマウ…

エビスグサ(胡草)

日本のハーブ マメ科の1年草で、アメリカ大陸原産ですが、 広く熱帯アジアに広まって栽培されています。 日本では「エビスグサ」、 China大陸南部の広西省やインド産の「コエビスグサ」が 基原とされています。 和名の「エビス」は 七福神の「恵比寿様」と…

オオバコ(大葉子)

日本のハーブ 葉が大きいのが名前の由来とされる「オオバコ」は、 日本全国で見られ、雑草として扱われていますが、 逞しい繁殖力があり、繊維質の葉はとても丈夫で、 人間に踏まれた程度では傷つきません。 また種子は濡れると粘り気を帯び、 通りかかった…

オミナエシ(女郎花)

日本のハーブ 「オミナエシ」は、日本、朝鮮、Chinaなどの東アジアに分布し、 秋の日当たりのよい山野に、 3、4㎜程の小さい黄色い多数の花を咲かせます。 「秋の七草」の一つで、 『万葉集』や『源氏物語』にも登場します。 「女郎花」の仲間に白い花をつ…

カキ(柿)

日本のハーブ 日本国内で広く見かけるお馴染みの柿は、 古い時代にChinaから持ち込まれ、 奈良時代には既に栽培されていました。 当初は全て「渋柿」でしたが、 鎌倉時代には突然変異で「甘柿」が生まれ、 それ以降、品種も増えたそうです。 名前の由来には…

カキドオシ(垣通し)

日本のハーブ シベリアから東アジア各地に自生する多年草です。 野原や道端に多く、 地を這うように垣根を通り抜け、 繁茂してしまう生命力の逞しさから 「垣根通し」⇨「カキドオシ」となりました。 名前の由来通り、垣根があるような人里で多く見られ、 古…

カラスビシャク(烏柄杓)

日本のハーブ 日本の北海道から九州、朝鮮半島、Chinaに分布する多年草です。 草丈10~20cmになり、 4~5月に「仏炎苞」(ぶつえんほう)という 葉が変形した苞に包まれた花茎を伸ばします。 葉の真ん中や茎の途中などに 小さな”むかご”(葉の付け根…

カリン(花梨)

日本のハーブ 春に朱紅色の花をつけ、 晩秋に黄色く熟した果実からは甘くて芳醇な香りが漂います。 China原産の落葉樹で、日本にはそれなりに古い時代に入ってきたようです。 花や幹は鑑賞価値が高く、 果実は薬用や香りを楽しむなど実用的価値の高い樹木で…

カワラケツメイ(河原決明)

日本のハーブ 「カワラケツメイ」は、マメ科の一年草です。 名前の「ケツメイ(決明)」は 「河原」に生え、薬効が「決明」(えびすぐさ)に似ていることから。 この茶葉は、別名「弘法茶」(こうぼうちゃ)とも言われていますが、 弘法大師が全国行脚の際に…

カンゾウ(甘草・リコリス)

日本のハーブ 「カンゾウ(甘草)」は、 ショ糖のおよそ150倍の甘味を有すると言われる 「グリチルリチン酸」を多く含む、文字通り「甘い草」で、 洋の東西を問わず、紀元前から薬用として、 または醤油や菓子、煙草などの甘味料として、利用されています。 …

キカラスウリ(黄烏瓜)

日本のハーブ キカラスウリは東アジアに自生する、雌雄異株の蔓性多年草です。 キカラスウリは、夏、 白く、先端がレースのように裂けて放射状に広がった花を咲かせます。 夕方暗くなってから開き、朝には萎れてしまう1日花です。 そして秋になると、 キカラ…

キキョウ(桔梗)

日本のハーブ 日本全国の日当たりの良い草地に生育する キキョウ科キキョウ属の多年草で、 鐘のような青紫や白の花を咲かせます。 最初に桔梗の名前が登場した書物は『出雲国風土記』で、 当時の日本では 各地の草原に広く野生の桔梗が生えていたと考えられ…