日本のハーブ
高さ1m程のバラ科の落葉低木で
ロシア東部から韓国、日本の海岸沿いに自生しています。
果実がナシの実に似ることから「ハマナシ」と呼び、
それが訛って「ハマナス」と呼ばれるようになりました。
浜に生え、果実が梨の形をしていることが名前の由来です。
その果実は甘酸っぱい味がし、
生食よりもジャムなどに加工するのに向いています。
ハマナスは、4万種以上あるバラの品種の中の
「オールドローズ」という原種系で、
ハーブティーやアロマセラピーで用いられています。
最近では、抗糖化作用や脂質代謝を促進する作用が報告され、
肝機能の改善などが期待されています。
- 学 名:Rosa rugosa
- 別 名:ハマナシ、マイカイ
- 科 名:バラ科
- 使 用 部 分:花、蕾、果実
- 香り・風味
[花] 心地よいバラの香り
[果実]甘酸っぱい - 主 な 成 分
[花] タンニン、アントシアニン、
フェネチルアルコール、ゲラニオール、
シトロネロール、リナロール
[果実]ビタミンC、ミネラル、ポリフェノール - 主 な 作 用:エネルギー酸性促進、抗菌、収斂、
抗炎症、抗酸化、緩和