からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ビワ(枇杷)

日本のハーブ

f:id:linderabella:20201029124125j:plain

f:id:linderabella:20200807163941j:plain

 
 
バラ科ビワ属の常緑高木で、原産はChina大陸ですが、
日本でも大分、山口、福井県などに自生する常緑樹で、
10m程の高さまで育ちます。
葉っぱの形が楽器の琵琶(びわ)に似ていることから、
その名がつけられたと言われています。(実の形という説もあり)
 

 
果樹として各地で栽培されていて、
『茂木』『田中』といった品種があります。
在来の野生種は果実が小さく、食用には不向きです。
 

 
 
枇杷の葉には、
タンニン、アミグダリン、クエン酸などの成分が含まれており、
心身の疲労回復や、汗疹・湿疹などの皮膚トラブルの改善、
生活習慣病の予防など、様々な働きがあると言われています。
消炎、鎮痛、鎮咳、去痰と言った作用も期待出来ます。
胃を丈夫にしたり、
体の余分な水分を排泄したりする作用があると言われています。
 
江戸時代には、
「琵琶葉湯」が暑気払いに用いられたと言われています。
この「琵琶葉湯」は京都烏丸を発祥として全国に広まり、
江戸の地では庶民の夏の飲み物として重宝されたようです。
 
 

 
他にも様々な民間療法に使われ、
鎮痛作用を持つ
枇杷の葉の上にお灸を乗せて行われる「ビワの温熱療法」、
痛みのある部位にそのまま枇杷の葉を当てたり、
枇杷の葉を煎じた液を塗ると痛みを和らげることが出来ます。
 
  • 学   名:Eriobotrya japonica
  • 生 薬 名:枇杷葉(びわよう)
  • 英   名:ロウクワット
  • 科   名:バラ科
  • 原 産 地:日本在来
  • 使 用 部 位:種子、果実、樹皮、葉
  • 香り・風味:葉は番茶のような風味
  • 主 な 成 分:ネロリドール、ファルネソール、
          アミグダリン、タンニン、トリテルペン
  • 主 な 作 用:鎮咳、去痰、利尿、健胃、制吐、
          消炎(外用)  
 
 

関連事項

 
 
f:id:linderabella:20200721143510j:plain
枇杷の葉湯