からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

芳香蒸留水

カモミールジャーマンウォーター

German chamomile(芳香蒸留水) カモミールジャーマンは、 古代より抗炎症作用や鎮痛作用があると植物として知られて、 化粧品や死体の防腐保存用、あるいは鎮静用として用いられてきました。 特に、火傷の改善と潰瘍や感染症の予防に有効であると言われて…

カモミール・ローマンウォーター

Roman chamomile(芳香蒸留水) 学名の「Anthemis nobilis」は高貴な花という意味を持ち、 昔から神に捧げる花や神聖な花として重宝されていました。 エジプト人はローマン・カモミールを使って死体の防腐処理をしたり、 皮膚や髪のローションや入浴剤など、…

ラベンダーウォーター

Lavender(芳香蒸留水) ラテン語の「Lavanda(洗う)」に由来するラベンダーは、 古くから心や身体の洗浄に用いられていました。 ラベンダーは非常に古い時代にペルシャからもたらされ、 フランスでは10世紀初めから栽培が始まっています。 ヨーロッパで…

ローズウォーター

Damask rose(芳香蒸留水) 西洋において、バラは優れた見た目と芳香的特性により花の女王とされ、 ヴィーナス、アフロディテ、ラクシュミなどの多くの女神や、 聖母マリアやクレオパトラなどの神聖な女性の物語には必ず登場します。 また、愛、純粋、情熱を…

芳香蒸留水とは

芳香蒸留水(ハーブウォーター/フローラルウォーター) 芳香蒸留水とは 芳香蒸留水の別名 芳香蒸留水はどのように作られるのか 芳香蒸留水の歴史 芳香蒸留水の主な効能・利点 芳香蒸留水の使い方 化粧水(ローション)として 飲用として リネンウォーターと…

ネロリウォーター

Neroli(芳香蒸留水) 「ネロリ」は、ビターオレンジ(ダイダイ)の木に咲く花から 抽出される精油です。 17世紀、 イタリアのネロラ公国王妃のアンナ・マリアが 「ネロリ」をこよなく愛し、 あらゆる身の回りのものに香りをつけていたことが とても有名で…

ゆず芳香蒸留水

Yuzu(芳香蒸留水) 日本人には特に親しみの深い爽やかな香りの柚子。 日本料理を上品に彩り、 冬至にゆず湯に入る習慣は、 寒い冬に備え身体の邪気を払うという意味で 古来より励行されてきました。 原産はChina・揚子江上流とされていますが、 奈良時代に…

レモンバーベナウォーター

Lemon verbena / Vervain(芳香蒸留水) 「レモンバーベナ」は 古くからとても貴重な植物として知られていました。 ラテン語では、 「聖なる枝」「魔法のハーブ」といった意味を表します。 精油は、1ℓを抽出するのに7tの草が必要なため、 今でもとても希…

クラリセージウォーター

Clary sage(芳香蒸留水) 中世では「明晰な目」と呼ばれていたクラリセージは、 眼のケアにおいて重要な役割を果たしてきました。 クラリセージは神からの贈り物であり、 私達に魔除けと精神的な英知をもたらしてくれると思っていたようです。 クラリセージ…

セージウォーター

Sage(芳香蒸留水) 「セージ」という名称は、 ラテン語で「治癒する」または「助ける」を意味する 「Salvia」に由来しています。 体調改善、保護、浄化作用があることは 非常に古い時代から知られていました。 中世のヨーロッパ、エジプトあるいはアメリカ…

セントジョーンズワートウォーター

St. John's wort(芳香蒸留水) 伝説によるとセントジョーンズワートの赤い液は 洗礼者ヨハネの血であるとされており、 聖ヨハネ祭が行われる6月24日は開花時期でもあります。 ハーブウォーターには「ハイぺリシン」が含まれていないため、 「光感作作用…

タイムウォーター

Thyme Linalool(芳香蒸留水) 学名となっているギリシャ語の「Thymus」は勇気を意味し、 古代ギリシャでは戦士達は勇気をもって敵と対峙するために タイムの冠をつけていました。 また十字軍遠征時には、 兵士達はタイムを巻いたリボンを剣につけていました…

ティートリーウォーター

芳香蒸留水(Tea tree) オーストラリア先住民アボリジニは、 ずっと昔から「ティートリー」の薬効を利用していました。 世界的に見ると、 「ティートリー」の精油は最もポピュラーな精油の一つで、 多くの化粧品の成分となっています。 学 名:Melaleuca al…

ペパーミントウォーター

Peppermint(芳香蒸留水) ペパーミントは ウォーターミントとスペアミントの自然交配種です。 沢山あるミントの中でも最も多く芳香分子を含み、 世界中で人気の香りです。 古くから薬用としても、 料理の香りづけとしても使われていました。 成分構成は精油…

ホーリーバジルウォーター

Holy Basil(芳香蒸留水) 「ホーリーバジル」は、 アユルヴェティック(インド薬草医学)において 「自然界における母なる薬草」と称される、 聖なるハーブです。 ヒンドゥー語で「比類なきもの」を意味する 「トゥルシー」という別名を持ち、 古くから活用…

ユーカリウォーター

Eucaly globulus(芳香蒸留水) オーストラリアとタスマニアを原産とするユーカリは、 生育するのに大量の水を必要とするために、 19世紀末まで亜熱帯地方の湿原の水抜きに利用されていました。 熱を下げる効能がある他、乾かす作用があるために去痰に非常に…

ローズマリーウォーター

Rosemary(芳香蒸留水) ローズマリーは海辺で生育することが多く、 ラテン語では「海の露」と呼んでいます。 古代より先祖との繋がりを象徴する存在であり、 14世紀には「ハンガリー王妃の水」(オーデコロンの源)の 主成分となったことで有名になりました…

サイプレスウォーター

Cypress(芳香蒸留水) ギリシャ神話では、 誤って鹿を殺し悲嘆に暮れてイトスギに変身した キュパリッソス(Kyparissos)に名を奉げています。 悲しみ、復活、永遠の生の象徴だけでなく、 精神の変化と本質との接点の象徴です。 ・学名 :Cupressus semperv…

シナモンウォーター

Cinnamon(芳香蒸留水) 4000年以上前に中東からもたらされたシナモンは、 浄化作用、体を温める作用、そして強壮作用の効用により、 なくてはならない植物の一つでした。 新約聖書には、シナモンは金よりも貴重だと書かれています。 エジプトでは死体をミイ…

ジュニパーウォーター

Juniper(芳香蒸留水) 生命力の象徴であるジュニパーは ゲルマン、アメリカ原住民、チベット、エジプトなど 多くの文明において 魔除けとして扱われてきました。 浄化燻蒸で使われる場合が多く、 ジュニパーのお陰で、 アテネで蔓延していたペストに罹らず…

フランキンセンスウォーター

Frankincense(芳香蒸留水) 「フランキンセンス」(乳香)は、 紀元前より薫香に用いられていた 古典的なレジン・インセンスで、 古代の王族や貴族の社会において 黄金に値するものとして取引されていた歴史があり、 現代においても大変珍重される天然香料…