からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

5月「菖蒲湯」

お風呂

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端午の節句に欠かせないのが「菖蒲」(ショウブ)です。
 
「菖蒲」は昔から邪気や悪鬼を祓う薬草とされていて、
軒に刺したり(「軒菖蒲」)、お湯に入れて、無病息災を祈っていたそうです。
 

「軒菖蒲」
 菖蒲とよもぎを束ねて、軒下に吊るしておくこと。
 よもぎも菖蒲同様、 強い香りから邪気を払うとされていました。
 また地方によっては、 菖蒲湯によもぎを入れる地方もあるとのこと。
 但し、入れる場合、よもぎには陣痛作用があることから、
 妊婦さんは注意が必要です。

 
 
菖蒲には、「アサロン」や「オイゲノール」といった精油成分が含まれており、
葉を浸して強い香り移した「菖蒲酒」を飲むのもこの日の伝統です。
 
また根茎を干した生薬には、鎮痛、血行促進作用があり、
神経痛やリウマチ、腰痛に良いとされてきました。
 
「端午の節句」に、厄払いを目的として「菖蒲湯」はいかがですか?
本来は、菖蒲の「根」の部分に血行促進や疲労回復の効果があるのですが、
「菖蒲根」は手に入りにくいので、
今回は「葉」を使った菖蒲湯の作り方をご紹介します。
 
  1. 花屋さんか八百屋さんで菖蒲を買ってきます。
    この時期になると、菖蒲を仕入れているお店が多いので、
    比較的手に入りやすいです。
    但し、5月5日当日になると売り切れてしまうこともあるのでご注意を。
  2. 精油の多い菖蒲は乾燥すると成分が揮発してしまうので、
    そのまま使用します。
  3. タオルや綿の袋に、細かくした葉をひとつかみほど入れます。
  4. 熱湯を注いで10分程置き、精油を抽出します。
  5. 袋を洗面器などに入れ、熱湯を注いで10分程置き、 精油を抽出します。
    この時、火傷に十分ご注意下さい。
  6. 袋と抽出液を浴槽に注ぎ入れれば、 「菖蒲湯」完成です!
 
 
ちょっと面倒だなあと思う方は、菖蒲の葉を刻んで煮出して煎剤にするか、
ティーバッグなどに入れて浴槽に浮かべても、香りを移すことが出来ます。
ひげ根を取った根茎(があるなら)を細かくし乾燥させたものは、
更に効果が高いとされます。