Coriander(ハーブ事典)
タイでは「パクチー」、
Chinaは「シャンツァイ」と呼ばれる
アジア料理には欠かせないハーブです。
葉に独特の強い芳香があるので、
好みがはっきりと分かれるハーブです。
古代から薬用や調味料として使われ、
種はカレーの香辛料にはなくてはならない他、
カレー以外にもマリネ、リキュールの香りづけに
利用されています。
花と種は、葉とはそれぞれ違う香味で、
花は柑橘系の爽やかな香りで、
熟した種はオレンジに似た甘い香りがあります。
葉、根、茎には、カメムシにも例えられる独特の香りを持ちます。
料理
「パクチー」は日本国内でもスーパーなどで
手軽に入手しやすくなりました。
生のまま薬味と同じように使うことが出来ます。
- 東南アジア料理 -
タイ料理やベトナム料理に
コリアンダーの生葉をそのまま添えると
より本格的になります。
タイ料理では、トムヤムクンなどのスープや、
春雨サラダ「ヤムウンセン」などの仕上げに最適です。
ベトナム料理では、生春巻きやフォー、
ベトナム風サンドイッチ「バインミー」の
具によく用いられています。
- メキシコ料理 -
メキシコ料理ではコリアンダーの葉が
スープやソースなどに広く用いられています。
代表的な料理が、アボガドとトマト、玉ねぎ、ガーリック、
ライム果汁、コリアンダーを石臼で混ぜ合わせて調味した
「ワカモレ」です。
トルティーヤチップスやタコスは勿論、
サラダや肉量に添えてもGood!
関連事項
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