からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

コリアンダー

Coriander(精油事典)

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落ち込んで無気力になった心をシャキッとさせる香り

 
 
コリアンダーはセリ科の一年草です。
Chinaや東南アジア、中南米で食用として使用され、
タイでは「パクチー」、Chinaでは「香菜」(チャンツァイ)、
中南米では「シラントロ」と言われています。
 
 

香りの特徴

香りの特徴
【スパイス系】
温かくスパイシーな香り、
ほのかな甘さとウッディー調
ノート トップノート  香りの強さ
 
 

精油の働き

 
コリアンダーの種子から採れる精油は、
甘く官能的な香りがします。
この香りは、精神的に疲れた時に活力を取り戻すだけでなく、
意識を活性化させ、記憶力を高めることから、
仕事や勉強の能率アップに活用されます。
 
この香りで、古代エジプト人は
気分を高揚させ、催淫作用を促す
「幸運をもたらすスパイス」と考え、
紀元前13世紀のラムセス2世の墓からは、
副葬品として多くのコリアンダーの種子が見つかっています。
 
抗菌作用があるので、手作りのスプレーなどに加えると
部屋の消臭効果が期待出来る他、
スパイシーな香りでやる気や集中を高めることが期待出来ます。
 
 
精油の働き
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 ・疲れて弱った気持ちに活力を与える
 
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 ・消化を促し、食欲を増進させる
 ・体を温め、血行を良くし、
  体内の毒素を排出する
 ・炎症を抑え、関節痛、腰痛、
  喉の痛みなどを緩和する
 
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 ・肌を引き締める
 
 
主な作用
  抗炎症、収斂、消化促進、抗菌、
  保湿、皮膚組織の修復
 
主な成分
  リナロール、α-ピネン、
  γ-テルピネン、リモネン、
  酢酸ゲラニル、カンファー
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Coriandrum sativum
  • 科   名:セリ科
  • 主 な 産 地:ドイツ、フランス
  • 抽 出 部 位:完熟果実
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:無色
  • 相性の良い精油
     オレンジ・スイート、クラリセージ、サイプレス、
     サンダルウッド、ジュニパーベリー
  • 注意事項:妊娠中・授乳中の使用を避ける
 
 

関連事項

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香草(パクチー)
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