phakchi(ผักชี)
タイ料理でよく使われる「パクチー」は、
地中海東部原産とされるセリ科の一年草のハーブです。
China語では「香菜(シャンツァイ)」
英語では「コリアンダー」と呼ばれています。
「パクチー」はタイ語であり、生の状態を言います。
パクチーはその高い薬効から、
古代エジプトやギリシャ、ローマで
医療に使われていたほど長い歴史があります。
日本では平安時代の書物に記録が残っていることから、
10世紀までにChinaより伝わったと考えられています。
タイやベトナムなどでは、
食欲増進、消化促進効果やデトックス、殺菌作用などの
高い栄養価が評価され、多くの料理に利用されています。
肌の健康維持や活性酸素の抑制、
皮膚や細胞のコラーゲン合成などの効果が
期待されています。
またパクチーの香り成分に含まれる「ゲラニオール」は、
女性ホルモンの一種「エストロゲン」の分泌を助ける作用があるとも
言われています。