からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ナスタチウム

Nasturtium(ハーブ事典)

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「ナスタチウム」は、蓮のような丸い葉と、
暖色系の明るい花で観賞用として人気の蔓性の植物です。
16世紀にペルーで発見された野生種が
ヨーロッパに持ち込まれたことで広まり、
日本には江戸時代末期に渡来しました。
 
金色の花で丸い葉は蓮と同じように水をはじくことから、
「キンレイカ(金蓮花)」という和名が付いています。
 

 
風味や香りの特徴
ワサビに似た辛味がある
 
花、葉、実を噛むと爽やかな辛みがあります。
 
そのままサラダやサンドイッチに、
実はすりおろしてソースの香り付けや和食に合う薬味として、
食用としても利用されています。
蕾や熟していない実も、
一晩塩漬けにしてからピクルスにすることが出来ます。
 
鉄分とビタミンCが豊富に含まれているので、
美肌や貧血改善の効果が期待されます。
また、髪質を整えるのにもよく、
花や葉、茎を煮出したものをトリートメントとして
使うことも出来ます。
 
 ナスタチウムのデータ 
  • 学  名:Tropaeolum majus
  • 別  名:ノウゼンハレン、インディアンクレス
  • 和  名:キンレンカ(金蓮花)、ノウゼンハレン
  • 科  名:ノウゼンハレン科
  • 原産地:メキシコから南米
  • 使用部分:花、葉、蕾、果実
  • 用  途:料理、健康など
 <主な成分>
   グルコシノレート、カロテノイド、
   アントシアニン、ビタミンC、鉄
 <主な作用>
   抗酸化、抗菌、強壮、利尿、風邪予防 
 
<関連事項>

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ハーブ栽培