からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

タデ(蓼)

日本のハーブ

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お刺身などの脇に添え置かれている
赤紫色の葉っぱでお馴染みの「ベニタデ」の他、
「ヤナギタデ」、「アオタデ」、「ホソバタデ」など
様々な種類がある「タデ」は、
日本の山辺などに自生する野草で、独特の辛みがあります。
「蓼食う虫も好き好き」ということわざは、
タデ特有の辛味、風味に由来しています。
 
葉をすり潰して酢で伸ばした「タデ酢」が定番で、
アユの塩焼きに添えられ、
青臭いとも言われるアユ特有の香りによく合います。
 
 
「タデ」には「ビタミンC」が豊富に含まれていて、
細胞の健康を維持して肌を美しく整える他、
イライラを抑えるなど、抗ストレス作用もあります。
 
また、茎や葉に含まれる「タデオール」という辛味成分が、
食欲の増進と消化の促進に効果があります。
 
他には、「タンニン」が止血や下痢止め、腸を整える効果、
「システロール」がコレステロールが腸で吸収されるのを防いで、
高血圧や心臓病、がんの予防に期待出来ます。
 
「アルカノイド」は、痛みを和らげる鎮痛作用や、抗菌作用があります。
 
  • 科  名:タデ科
  • 別  名:ヤナギタデ、ホンタデ  
  • 使用部位:葉、芽
  • 主な成分:ビタミンC、タデオール、タンニン、
         システロール、アルカノイド、ルテイン、
         カリウム、マグネシウム、リン、カルシウム
  • 主な効能:抗酸化、高血圧改善、美肌、加齢性眼病予防