Osmanthus(精油事典)
秋にオレンジ色の小さな花を咲かせる、
日本でもお馴染みの「キンモクセイ(金木犀)」ですが、
別名を「オスマンサス」と言い、
学名の「Osmanthus」はギリシャ語で「香りのある花」を意味します。
「観賞用」が主ですが、香水や芳香剤の原料としても利用されています。
香りの特徴
オレンジ色の小さな花を咲かせるキンモクセイの
甘くてスパイシーな香りは、香りが強いので香水作りに適しています。
精油の働き
キンモクセイの香りには、
心を落ち着かせる効果があるため、イライラが軽減されます。
安眠効果もあるので、寝具やベッドルームで使用すると、
深い眠りに誘われぐっすり眠れます。
また、キンモクセイの香りには
人間の体内で分泌される
「オレキシン」という物質を抑制する効果があります。
「オレキシン」は血糖値が下がると分泌されて、
お腹が空いたり甘いものが欲しくなったりしますから、
「オレキシン」の分泌を抑制出来れば、
ついつい食べてしまう小腹の空腹を抑えることが出来るとされています。
キンモクセイには「抗酸化作用」があり、
最近注目の「アンチエイジング」にも効果的と言われています。
キンモクセイの「鎮静効果」は痛みや疲れを和らげる効能があり、
様々なスキンケアやコスメ、バスグッズに使用されています。
また、キンモクセイから抽出された成分には
肌質改善効果もあるとも言われています。
精油のデータ
おススメの使い方
芳香浴、フレグランス