2021-09-28 ゲンチアナ シングルハーブ Gentian(ハーブ事典) 「ゲンチアナ」は、 ヨーロッパアルプスなどの亜高山帯に生育する多年草。 草丈は1m以上になり、 夏に、リンドウの仲間としては珍しい黄色い花をつけます。 古くから薬用として使われてきた植物で、 漢方でも生薬として粉末が用いられています。 苦味が強いことから、 消化不良や食べ過ぎ、胃のむかつき、 食欲不振などを目的にした苦味健胃薬として利用されています。 ゲンチアナのデータ 学 名:Gentiana lutea 別 名:セイヨウハルリンドウ 科 名:リンドウ科 使 用 部 位:花根、根茎 香り・風味:強い苦味がある 原 産 地:ヨーロッパ、小アジア 主 な 成 分:ゲンチオピクロシド、アマロゲンチン、 スウェルチアマリン 主 な 作 用:苦味健胃、消化促進、強壮 注 意:妊娠中、授乳中は避けた方が良い。 胃潰瘍患者と十二指腸潰瘍患者は禁忌。 苦味成分に感受性が高い人は 頭痛を起こす可能性あり