日本のハーブ
道端や野原で見られる黄色の花を咲かせる多年草です。
葉柄の基部に托葉があり、服などに引っ付きます。
草姿が、熨斗袋に掛ける紅白の水引に似ており、
花が黄金色に見えるということで、
金糸に見立て「キンミズヒキ(金水引)」という花名が付けられました。
乾燥した全草の煎じ液を、
下痢には服用、湿疹やかぶれには冷湿布、口内炎にはうがいで
用いられます。
- 学 名:Agrimonia pilosa
- 別 名:ヒッツキグサ
- 科 名:バラ科
- 利用部位:全草
- 生 薬:龍牙草(りゅうげそう)、仙鶴草(せんかくそう)
- 主な成分:アグリモノリド、タンニン、タキシフォリン
- 主な作用:止瀉、抗菌、消炎、鎮痛、止血