からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ハハコグサ(母子草)

日本のハーブ

f:id:linderabella:20201029124125j:plain

 
「ハハコグサ」は、日本全国の田畑の土手や原野などに自生し、
概ね、毎年5月~6月頃に開花します。
 
ハハコグサの若い茎葉は食用とされ、
「春の七草」の一つ「御形」(ごぎょう)として知られています。
かつてはヨモギの代わりに草餅に使われていました。
 
日干しにした生薬は、
葉がネズミの耳に、花が黄色の麹に似ていることから、
「鼠麹草」(そきくそう)と呼ばれています。
咳や痰など、喉の不調に、
煎じて服用もしくはうがい薬として利用されます。
 
  • 学  名:Gnaphalium affine
  • 別  名:御形(ごぎょう)、這子草(ほおこぐさ)
         仏耳草(ぶつじぐさ)、鼠耳(そじ)
         餅花(もちばな)など
  • 生 薬 名 :鼠麹草 (そきくそう)
  • 科  名:キク科
  • 原 産 地 :日本
  • 使用部分:帯花の全草
  • 主な成分:フィトステロール、ルテオリン、
         モノグリコシド、フラボノイド
  • 主な作用:去痰、鎮咳、利尿、下痢
  • 注  意:キク科アレルギーのある人は注意