Heliotrope(ハーブ事典)
「ヘリオトープ」は紫または白色の小さな花が、
ドーム状に密集して咲きます。
ギリシア語の「helios(太陽)」+「trope(回転)」で
太陽に向かうという意味がある植物です。
「ヘリオトロープ」には
園芸種も含め100種類以上はあると言われています。
コモンヘリオトロープ(Heliotropium arborescens)には
甘く芳醇でバニラのような香りがするので、
「香水草」とも呼ばれています。
精油が香水の原料になることが多く、
ポプリやブーケでも甘い香りが楽しめます。
一般的に園芸店などで流通している「ヘリオトロープ」の品種は、
花が大きく観賞価値が高いのですが香りはあまりしません。