Kuromoji(精油事典)
日本では古くからある香り成分
古来より日本に自生する植物で、
葉に黒い斑点が出来ることが名前の由来と言われています。
葉や枝には独特の爽やかな香りの精油成分が多く含まれていて、
古くから爪楊枝に使われたり、お茶として飲用される他、
精油の原料、香水やローションにもなっています。
香りの特徴
爽やかな香りの正体は、
モノテルペンアルコール類の「リナロール」や「ゲラニオール」です。
「ローズウッド」と成分が似ており、
生枝を折っただけでも香気が立ち上がります。
精油の働き
日本では、古くからクロモジの精油に近い物が作られており、
「黒文字油」と呼ばれて、香料として利用されてきました。
また、「ウショウ」という名の生薬で薬用酒の原料にも使われています。
神経を落ち着かせたり、咳を鎮めたりする薬酒などにも配合されています。
精油のデータ
おススメ使い方
アロマバス
血行を促進し、胃の不調や冷え性、肌荒れなど
お肌の調子を整えてくれます。
日常の疲れを癒し、
リフレッシュやリラックスの時間を与えてもくれます。
アロマスプレー
抗菌、防虫、消臭などにも利用できます。
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