Basil linalool(精油事典)
ハーブの王様
「バジル」は「ハーブの王様」とも言われ、
ギリシャ語で王様を意味する言葉が語源です。
インドでは、神に捧げられ、
アーユルヴェーダでも古くから使われています。
「バジル」にはいくつかのケモタイプがあり、
香りや働きにそれぞれ個性があります。
精油としてよく使われるのは、
「リナロール」と「メチルカビコール(エストラゴール)」の
2種類です。
「リナロール」の方が刺激が少ないため、
アロマテラピーで使うにはこちらの方がおススメです。
香りの特徴
スパイシーですが、優しい甘みを持つ香りです。
精油の働き
「リナロール」は鎮静作用が高い成分です。
ストレスや不安などを和らげ、
憂鬱な気分をリフレッシュさせてくれるだけでなく、
意識をクリアにして
集中力や注意力を高める効能もあります。
リナロールの鎮痛作用は、
筋肉痛や関節痛の緩和に役立ちます。
特に喉の痛みなど呼吸器系の痛みや
ストレス性の胃痛や頭痛を和らげるのにも
効果が期待出来ます。
神経強壮や疲労回復にも優れていると言われています。
消化促進作用があることから、
食欲不振など胃腸がすっきりしないときにも効果的です。
また、免疫力を高めて、感染症の予防や回復にも役立ちます。
殺菌、浄化作用る他、
虫刺されの痒みに効果があるとされています。