からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

アロエベラ

Aloe vera(ハーブ事典)

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アロエには数多くの品種がありますが、
薬用・食用とされるのは「アロエベラ」です。
「アロエベラ」の原産地は正確には分かっていませんが、
アラビア半島ともアフリカとも言われています。
今日では世界中で栽培され、身近なハーブの一つです。
 
 

歴史

その歴史は古く、
古代エジプトの女王クレオパトラも美貌を保つため、
アロエの葉に含まれるゼリーを肌に塗っていたといいます。
 
また、アレキサンダー大王は、
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの助言により、
兵士の傷の治療や健康維持のためにアロエベラの栽培をさせ、
遠征時には持参していたと言われています。
 
「アロエ」という名前は、
ギリシャ語で「苦い」を意味する”allal”に由来すると言われています。
また、「ベラ」はラテン語で、「真実」や「本当」という意味があります。
 
味や香りの特徴
キダチアロエに比べると苦味やクセがない
 

健康効果

 
効力を秘めているのは、肉厚の葉の内側に含まれる
透明なゼリー部分です。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素からアロエ特有の成分に至るまで、
実に200種類に及ぶ成分が含まれています。
 
傷や火傷、日焼けなどの炎症を抑え、
治りを早める強い作用があります。
アーユルヴェーダでは、
体をクールダウンさせるハーブとして位置づけられています。
火傷の治療に使用する時は、
下の方の葉を茎に近いところからもぎ取り、
 
歯の両側にある棘をナイフで削ぎ落してから2枚におろし、
ナイフの先端でゼリー室部分をすくい取って、
局所に直接湿布して使います。
 
また、保湿作用もあり、湿疹など皮膚の諸症状改善に役立つことから、
スキンケアにも利用されています。
 
葉の液体を内服すると
その強い緩下作用により、便秘に良いとされます。
但し、妊婦や痔症の人は使用してはいけないと言われるので
注意が必要です。
また、内臓を刺激するため長期的な服用は避けた方がよさそうです。
 
  • 学  名:Aloe vera(Aloe barbadensis)
  • 別  名:バルバドスアロエ、新盧蕾(しんろかい)
  • 科  名:ススキノ科
  • 原産地 :アラビア半島南部、北アフリカ、
         カナリア諸島
  • 使用部位:葉
  • 用  途:料理、美容健康など
 <主な成分> アロイン、アロエエモジンなど
 <主な作用> 抗菌、抗炎症、美肌、緩下、瀉下
 <主な効能> アトピー、乾燥肌、肌荒れ、消化不良、
        火傷、便秘など
 <注意事項> 妊娠中・授乳中・痔疾の人は
        服用を避けて下さい。
 
一般に「アロエ」として観賞用に市販されているのは、
「キダチアロエ」です。
火傷などに汁液を塗ると痛みが取れることで知られています。
 

 
 

おススメの利用法

料理

食用にするのは、透明なゼリー状の葉肉の部分です。
葉の皮を剥いて熱湯にさっとくぐらせ、
食べやすい大きさに切った葉肉をそのまま頂いても美味しいです。
砂糖とレモン汁でシロップ煮にしてヨーグルトに和えれば
デザートにもなります。
 
 
ドリンク
  • 「アロエ酒」
    ホワイトリカーや焼酎にアロエベラの生葉、レモンの搾り汁、砂糖を漬け込んで冷暗所に1~2か月置けば、完成!

  • 「アロエベラジュース」

    アロエベラの葉肉、水、ハチミツをミキサーで混ぜ、
    好みで牛乳、野菜、果物などを入れれば、完成です。
 
美容
  • 「アロエ化粧水」

    アロエベラの葉肉とアルコールをミキサーで混ぜ、
    グリセリンを加えたものを消毒した容器に入れて保存します。

  • 「アロエ石鹸」
      
    棘を落としたアロエベラの葉をミキサーで混ぜたものや、
    乾燥させた葉の粉末などを加えます。

  • 「アロエ湿布」

    生葉を搾った液、または細かく起案打破を患部に湿布すると、
    火傷や擦り傷、日焼けや虫刺されのほてりなどを抑える効果が期待されます。

  • 「アロエ入浴剤」

    細かく刻んだアロエベラの生葉、または乾燥させた葉を
    木綿の袋に入れてお湯に入れてから入浴します。
    保湿成分が肌に潤いを与え、スベスベになります。
    抗炎作用から、汗疹や炎症を和らげてくれることが期待出来ます。