Alfalfa(ハーブ事典)
中央アジアから帰化した
マメ科ウマゴヤシ属の落葉性多年草(宿根草)です。
紀元前4000年前後のペルシャの遺跡で葉が発見され、
紀元前1300年頃のトルコの書物に記録が残っているという、
とても古い植物です。
アルファルファという名前は、
アラビア語の「すべての食物の父」という言葉が語源です。
新芽は生食野菜となり、馬などの牧草になり、
「牧草の王者」とも呼ばれています。
アルファルファの根は土の深くまで張り、
窒素を土壌にかえす働きもあるため、
痩せた土地を肥やすためにも使われます。
アラブでは足を速くさせるために競走馬に食べさせます。
カロリーが高い牧草なので、馬が食べると肥ることから
和名「ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥)」とつけられました。
生食用としては
播種後3~7日後の幼苗がアルファルファ・スプラウトとして、
サラダ等で食されています。
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