日本のハーブ
フジバカマは「秋の七草」の一つで、
万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。
ですが現在では、国のレッドデータブックで準絶滅危惧種(NT)、
京都では絶滅寸前種にも指定されています。
乾燥させると桜餅の葉のような、甘い芳香があります。
むくみや痛みの緩和、月経不順に、葉の煎じ液を服用します。
関節リウマチなどの炎症を抑える報告があり、
抗炎症効果が期待されます。
- 学 名:Eupatorium japonicum
- 別 名:コメバナ、カオリグサ
- 科 名:キク科
- 原 産 地:日本在来
- 使 用 部 分:花、葉
- 香り・風味:ドライ茎葉はクマリンの香り
- 主 な 成 分:チモールメチルエーテル、ジメトキシデュレン
o-シメン、β-ピネン、ゲラニルアセテート、
クマリン、チモヒドロキノン - 主 な 作 用:抗炎症、鎮静、鎮痙、利尿、利胆、鎮痛、
強壮、抗菌、血糖降下