からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ロベージ

Lovage(精油事典)

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「修道院のハーブ」の精油

 
日本では余り馴染みはありませんが、
ヨーロッパでは古くからポピュラーなハーブです。
植物全体から独特の香りを放ち、
葉や茎はサラダやスープなどに、種はお菓子やパンなどと、
全ての部位が様々な料理に用いられています。
また、根の部分は
消化促進、消臭、防腐、鎮静に良いとされる薬草として
修道院のハーブ園などで育てられていたことから、
別名「修道院」のハーブとも呼ばれています。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【スパイス系】
セロリにも似た青臭さと、
甘くウッディーな香り入り混じった香り
ノート ベースノート  香りの強さ
 
セロリに似ているような青々とした香りや
ウッディ―で甘い香りが特徴。
香りはかなり強いため、控えめに使うのがおススメです。
 
 

精油の働き

 
心を穏やかにして前向きな気持ちにしてくれる作用があると
言われています。
 
消化を促す作用もあるので、
消化不良や食欲が無い時などアロマを焚くことで
改善されることもあるようです。
筋肉痛やリウマチなどにも効くことから
医療用としても役立ちます。
 
精油の働き
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 ・気分を安定させ、
  前向きな気持ちにする
 
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 ・消化の促進を助ける
 ・筋肉痛などの痛みを和らげる
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 ・皮膚へはあまり使用されません
 
 
主な作用
  消化促進、消臭、防腐、
  鎮静、解熱、浄化
 
主な成分
  リモネン、カンフェン、
  α-ピネン、β-ピネン、
  フタライド類、酢酸テルピニル
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Levisticum officinalis
  • 科   名:セリ科
  • 主 な 産 地:ドイツ、フランス
  • 抽 出 部 位:根
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:濃い琥珀色
  • 相性の良い精油
     カーネーション、ガルバナム、ラバンジン、
     ローズ、ローレル
  • 注意事項
    ・刺激性があるため、低濃度での使用がおススメ
    ・妊娠中・授乳中の使用を避ける