ハーブ栽培
ミントやヒソップ、カモミールなど、
「ハーブティー」などに利用するハーブは
乾燥させて保存するのが一般的です。
株ごと収穫したものは
そのまま風通しの良い日陰の場所に吊るして乾燥させ、
葉や花を摘み取ったものは
ザルなどに広げて、風通しの良い場所で乾燥させます。
<ドライハーブの作り方>
- 収穫したハーブの土や砂利をキレイに取り除きます。
水洗いは出来るだけ避けて、手で払うようにしましょう。
(有効成分が流れ出るのを防ぐため) - ハーブを枝ごと輪ゴムで束ね、
直射日光の当たらない場所に吊しましょう。
10日間程、陰干しで乾燥させます。 - パリパリに乾燥させた後、
葉や花など必要な部分だけをしごいて集め、
密閉瓶で保存しておきましょう。
干す場所がない場合は、
新聞紙やザルの上にハーブを広げて乾燥させてもOKです。
その場合、ハーブを出来るだけ重ねないようにして、
一日ごとにひっくり返しましょう。
花の形は崩れやすいので、丁寧に扱いましょう。
(花は吊るす方が形や色がキレイに残ります)
乾燥させる期間は、
天候などにもよりますが、最低でも1~2週間は必要です。
生乾きだとカビが生えたりするので、しっかり乾燥させることが大切です。
乾燥させたハーブは、適当な大きさに切り分けて
シリカゲルなどの乾燥剤と一緒に密閉出来る瓶などに入れて保存します。
(保存期間はおよそ1年)
収穫、乾燥させる季節は天候の安定する秋がおススメですが、
夏に収穫したものや、秋に雨が多い年などは
上手に乾燥できなくて、カビなどが生えたりすることもあります。
市販の野菜乾燥機などを利用すれば、
短時間で確実に乾燥させることが出来ます。
また、電子レンジでも乾燥が出来ます。
<電子レンジで作るドライハーブ>
- 収穫したハーブの土や砂利をキレイに取り除きます。
水洗いは出来るだけ避けて、
手で払うようにしましょう。
(有効成分が流れ出るのを防ぐため) - 皿の上にキッチンペーパーを敷きます。
- 2.を電子レンジでチンするだけ。
- 乾燥したら
乾燥剤と一緒に密閉出来る容器に入れて保存します。
電子レンジにかける時間は、ハーブの種類や量によって加減して下さい。
様子を見ながら適切な時間を見つけて下さい。