からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ラバンディン

Lavandin(精油事典)

f:id:linderabella:20200813144134j:plain

 
「ラバンディン」は、
「真正ラベンダー」と耐暑性の高い「スパイクラベンダー」の
自然交雑によって生まれたハイブリット種です。
フランスが原産で、他のヨーロッパの国でも見られます。
ラベンダーより丈夫なため、生産量がどんどん増え、
様々な香料として使われています。
見た目はラベンダーととてもよく似ていて、
ラベンダーより丈夫で大きな花をつけ、より寒さに強い性質があります。
 
また、採油率が2倍以上も高いことから、
ラバンディンから精油が作られるようになった当初は、
真正ラベンダーの香りを補強するために使われていました。
 
安価なため、香水や石鹸などの日用品によく用いられています。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【フローラル系】
ラベンダーに少しスパイシーさが加わった香り
ノート ミドルノート   香りの強さ
 
真正ラベンダーより香りが強いです。
また真正ラベンダーよりカンファー成分を多く含むため、
シャープで刺激的な香りがします。
 
 

精油の働き

 
真正ラベンダーより少し刺激のある香りは、
リラックスよりリフレッシュ効果をもたらします。
頭を爽やかにし鎮静し、抗うつ効果もあります。
 
また鎮痛作用があるため、
筋肉痛、関節痛、リウマチ、頭痛などによく効きます。
呼吸器系の症状にも効き、喘息、気管支炎、喉の炎症などを緩和します。
 
肌には、傷跡やニキビ跡を直したり、火傷した肌の治癒に効果があります。
 
 
精油の働き
f:id:linderabella:20200904165810j:plain
 ・疲れた心をリフレッシュさせる
 
f:id:linderabella:20200903172317j:plain
 ・筋肉痛、肩こりを和らげる
 ・咳、風邪など呼吸器系症状を和らげる
f:id:linderabella:20201208135202j:plain
 ・皮膚炎を改善する
作  用
 去痰、強壮、抗うつ、鎮痙、
 瘢痕形成、皮膚組織再生
 
主な成分
 リナロール、酢酸リナリル、
 カンファー、オシメン、
 カリオフィレン、1,8-シネオール、
 ラバンデュリルアセテート
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Lavandula hybrida
  • 科   名:シソ科
  • 抽 出 部 位:花、葉、茎
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:淡淡黄色
  • 相性の良い精油
     オレンジ・スイート、カモミール、クラリセージ、
     ジャスミン、ゼラニウム、ベルガモット、レモン
  • 注 意 事 項
     妊娠中、授乳中は使用を避ける