ハーブ栽培
ハーブは旺盛に生長するものが多いので、
こまめに収穫、利用しましょう。
但し、秋から冬は「一年草」なら生涯を終えてしまい、
「多年草」も茎葉を枯らして冬眠に入ってしまうので、
頃合いを見て収穫して下さい。
1.時期
- 生で使用する時は、使う時に使う量だけ収穫を。
- ドライにする場合は、
最も香りが強くなる開花直前(咲き始める頃)の収穫が
おススメです。
2.収穫方法
- 葉や茎を利用する場合、
収穫の方法は新芽の出方や成長速度によって違うのですが、
ある程度性質が共通するハーブは同じような収穫方法になります。 - シソ科に属するハーブのうち「草本性のハーブ」は、
脇芽のある節の上でカットして収穫すると
脇芽がそれぞれ別の方向に向かって伸びて、枝分かれする。
この時、先の方だけ摘み取らずに、
枝元2~3cmで切り取ったほうが形が乱れず、
健康に育ちます。
- シソ科に属するハーブのうち「木本性のハーブ」は、
使用する分だけ枝を間引きするように収穫します。
この時、一度に枝際から枝を全部切り取ってしまうと
株が弱って枯れてしまうこともあるので、
刈り込む時には株の背の高さの半分くらいの位置で。
3.種を取る場合
- 「一年草」のハーブは秋になると花が咲き、
種子をつけたら枯死します。
種子を取る場合は、
完熟する少し前に枝ごと切り取って、
紙袋などを被せて室内に吊るして、
追熟しながら乾燥させましょう。