からだに優しいもの

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「ハーブのサシェ(香り袋)」の作り方

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サシェとは

 
「サシェ」とは、仏語で
「香料や乾燥させた花、ハーブを入れた小さな袋」のこと。
コットンやリネンの生地で袋を作り、
ドライハーブを刻んで中に入れるだけと、作り方はいたって簡単です。
バックに忍ばせたり、クローゼットに下げれば、
使う度に香りが漂って爽やかな気分になります。
窓辺や玄関に置くだけでも可愛い香りのインテリアグッズになります。
 

 

サシェの作り方

サシェの作り方や大きさに決まりはありませんが、
コットンやリネンの布を中表にして袋状に縫い、
中にドライハーブを詰め、口をリボンなどで縛るのが一般的です。
布ははぎれやハンカチなどを使ってもいいですし、
レースで袋を編んでも素敵です。
袋の口の部分はピンキングハサミを使うと、
布端の始末をする必要がなく、可愛く仕上がります。
ハーブは不織布のティーバッグなどに入れてから、
サシェに入れて下さい。
 

 
 

サシェにおススメの精油

 
使用するハーブは目的と好みに応じて選びましょう。
クローゼットや衣類の引き出しには
「ラベンダー」や「タンジー」がおススメです。
香りをより強くしたい時には、精油を数滴垂らして下さい。
 
玄関には消臭効果のある
「ゼラニウム」、「ユーカリ」などのサシェがおススメです。
虫除け効果もあるので、ドアや窓辺に吊るしてもいいでしょう。
中身のハーブは毎年新しいものと交換して下さいね。
 
 

サシェとポプリの違い

サシェとポプリの共通点
「サシェ」似たものに「ポプリ」があります。
どちら原料はドライフラワーで、
花の持つ自然な香りを生かすことが出来、
花をリサイクルすることも出来るというメリットがあります。
また、簡単に手作り出来るという共通点もあります。
 
「サシェ」と「ポプリ」の語源
「サシェ」と「ポプリ」はいずれもフランス語です。
「ポプリ(pot-pourri)」は、
「混ぜる」と「壺」を組み合わせた言葉と言われています。
確かに、ポプリは小さな壺や瓶に入れて
売られたり、飾られたりしていることが多いですよね。
「混ぜる」というのは、
ドライフラワーにアロマオイルやエッセンシャルオイルを垂らして
馴染ませる工程を意味しているのでしょう。
 

 
一方、「サシェ(sachet)」は、
「ドライハーブや香料を入れた小袋」という意味です。
「サシェ」は、ハーブやドライフラワーを使った香り袋です。
 
ドライフラワーの形状による相違点

「サシェ」と「ポプリ」は
使用するドライフラワーの形状に違いが見られます。
「サシェ」は袋に入れるという特徴から
ドライフラワーやハーブを砕いて細かくしていますが、
「ポプリ」は砕かずに、
ドライフラワーそのものの形状を生かして使う場合が多いです。
 
「ポプリ」に使うドライフラワーを砕いて
「サシェ」に入れる方もいらっしゃると思います。
・・・ということで、
「サシェ」は「ポプリ」を細かく砕いて小袋で包んだものと
覚えておけば間違いないのではないでしょうか。