からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

コストマリー

costmary(ハーブ事典)

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「コストマリー」の名前は、
ラテン語の「香味ある薬草」の「コスティス」から来ています。
 
風味や香りの特徴
ミントとレモンを合わせたような
「バルサム」の香り
 
 
「コストマリー」のしっとりと滑らかな葉に触れると、
甘くスパイシーなバルサムの香りが漂います。
別名「バイブルリーフ」は、その昔、教会での長い説教の際、
聖書の間に挟んだコストマリーの香りを教徒達が密かに嗅いで、
眠気や空腹感を紛らわしていたことに由来するそうです。
コストマリーの乾燥した葉はいつまでも香り、防虫効果もあります。
そのため、ポプリやサシェに加えたり、
押し葉にしてしおりを作ると、本を開くたびに香りが漂います。
 
昔はビールの香りづけにも使われました。
また、刻んだ葉少量を料理の香りづけに使われていますし、
入浴剤としても香りを楽しむことも出来ます。
 
 データ 
  • 学  名:anacetum balsamita
  • 別  名:エールコスト、バイブルリーフ
  • 和  名:バルサムギク
  • 科  名:キク科
  • 原産地 :ヨーロッパ、西アジア
  • 使用部位:葉、花、茎
  • 利用法 :飲食用、ヘルスケア、クラフト用