herb oil(ハーブ・スパイス料理)
「ハーブオイル」は、ハーブをオリーブオイルなどに漬け込んで、
香りや風味を移したフレーバーオイルのことです。
肉や魚の臭みを消して、風味をプラスしてくれる他、
マリネ液、ソテーの炒め油など、
料理の下ごしらえから仕上げに至るまで、
一振りするだけで、極上の一品にしてくれる魔法のオイルです。
基本のハーブオイルの作り方
ドライハーブの場合
ドライハーブで作るハーブオイルは、
じっくりと長い時間をかけてハーブの成分を抽出する方法です。
高品質のハーブオイルを作ることが出来ます。
<材料> 作りやすい量
- ドライハーブ :瓶の1/3の量
- オリーブオイル:ハーブがひたるくらいの量
[必要な道具]
- 密閉容器[瓶]:2個(抽出用・保存用)
- 茶こし
- 濾し布(もしあれば)
- ラベル(保存)
<作り方>
- 「抽出用」のガラス瓶にハーブを入れ、
ハーブが完全にひたるくらいまで
オイルを注ぎます。 - 蓋を閉め、
日の当たらない場所に2~4週間おいて
成分を抽出します。 - 「保存用」のガラス瓶の上にまず茶こしを乗せ、
その上に濾し布の順に乗せます。 - 上からハーブオイルを注いでハーブを濾していきます。
- 最後に濾し布でハーブを包み、オイルを搾り出したら
- 完成!
<保存>
蓋をしっかりと閉めて、
保存瓶には「完成日・使った材料」を記入した
ラベルを貼りつけておくと安心です。
直射日光の当たらない常温の場所に保存します。
ハーブオイルは、常温で2~6ヶ月保存出来ます。
フレッシュハーブの場合
フレッシュハーブで作ったハーブオイルは、
オイルの大敵である「水分」がたくさん含まれているため、
ドライハーブのように2週間かけて抽出しようとすると、
その間にカビが生えてきてしまいます。
また、保存期間が短くなりますので、ご注意下さい。
<材料> 作りやすい量
- フレッシュハーブ :2カップ
- オリーブオイル :1カップ
[必要な道具]
- 鍋
- 茶こし
- 密閉容器[瓶](保存用)
- ラベル
<作り方>
- 鍋にハーブとオリーブオイルを入れて加熱します。
- 沸騰直前で火から下ろし、
ふたをしてあら熱を冷まします。
(置いておく時間の目安:30分) - 保存瓶の上に茶こしを置き、
上からオイルを注いでハーブを取り除いたら。 - 完成!
<保存>
フレッシュハーブで作ったハーブオイルは、
傷みやすいので常温保存は出来ません。