ハーブ・スパイス料理
スパイスとハーブの定義については様々な考え方がありますが、
「香りのある植物の一部で、料理、園芸など、生活に役立つ」点が
共通の特徴です。
例えば料理に使うと、
「香り」「辛味」「色」を付ける働きにより、
味にメリハリがついたり、風味や色どりが良くなります。
香りをつける
スパイスやハーブには、
精油と呼ばれる揮発性成分が含まれ、
食欲をそそる美味しそうな香りをつけることが出来ます。
肉や魚の臭みを抑える働きもあり、
いつもの料理がより香り高く仕上がります。
辛味をつける
ほどよい辛味は、料理の味を引き締めてくれます。
効果的に使えば、食欲をそそる味わいになります。
舌がヒリヒリするような辛味、鼻に抜けるツンとした辛味など、
辛味にも色々なバリエーションがあります。
色をつける
料理は舌だけでなく、目でも味わうもの。
黄色、赤、緑などの鮮やかな色を付けるだけで、
食欲をそそる料理に変化します。
鮮やかな黄色をした
ターメリックライス、パエリア、ブイヤベースなどが、
特に代表的な料理になります。
スパイとハーブの区分についてはいくつかの考え方がありますが、
種子、果実、葉など、利用する部位によって大別するのが一般的です。