Raspberry leaf
「ラズベリー」は仏語では「フランボワーズ」と呼ばれ、
ユーラシアから北米まで広く自生し、
実は食用にするだけでなく、
その葉はハーブとして利用されてきました。
学名の"Rubus"は、ラテン語で”Ruber(赤い)”に由来します。
地中海に浮かぶクレタ島で生まれたと言われています。
"Ideaeus"はクレタ島のイダ山を指し、
ギリシャ神話では、
赤ん坊のゼウスがイダ山に匿われていたと伝えられています。
ラズベリーは守護の力があると信じられてきました。
人が亡くなった時、魂が戻ってこないように、
ドアに吊るす習慣があったと言われています。
16~17世紀に頃英国で、
修道士が滋養強壮のために栽培を始めたと言われ、
出産時に役立つハーブなので、
女性には「安産のお茶」として使われてきました。
子宮菌の収縮を調整し、陣痛の痛みの緩和や
産後の母体の回復に効果があるとされ、
生理痛やPMS(月経前症候群)の予防や緩和にも
用いられます。
カフェインフリーなので、
妊娠中や授乳中にも安心して飲むことが出来ます。
アーユルヴェーダでは、鎮静作用があるとされ、
下痢止めや関節症、炎症の治癒の助けになると言われています。
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