melilot(ハーブ事典)
「メリロート」はユーラシア大陸に広く自生し、
牧草地や耕作地などで雑草化していて、あちこちで見ることが出来ます。
古代ギリシャでは
炎症を抑える湿布薬として使用されていたなど、
古代からハーブとして役立ってきました。
葉と種子はウォッカの香味付けとして用いられたり、
チーズやタバコなどにも用いられています。
その匂いから別名「スイートクローバー」とも呼ばれています。
リンパの流れをスムーズにするとして、
水分や老廃物の排出を促す働きがあるとされ、
ヨーロッパでは足のむくみやこむら返りなどに効く
民間薬として用いられてきました。
殺菌、消炎、鎮痛作用もあるとされて、
外用薬としても使われています。
サシェにしてクローゼットに入れておけば、防虫効果も発揮します。