お風呂
松は「まつ」に繋がり、「神を待つ木」を意味すると言われています。
また、常に青々としているために「不老長寿」の象徴と考えられています。
冬でも葉を落とさない「マツ」の葉は、
精油成分としてα-ピネンやカンフェンなどのテルペン類を含み、
森の香りでリフレッシュすると同時に抗菌、浄化作用があります。
また、鎮痛、強壮、血行促進作用があるため、
冷えや肩こり、神経痛、リウマチ、疲労の改善に
特に寒い季節に身体を温める働きが期待できます。
ヨーロッパでも昔から、
「松葉油」(パインニードルオイル)を入浴剤として利用しています。
松(パイン)の針(ニードル)のような葉からオイルを抽出するので、
「パインニードル」と呼ばれます。
エジプト、ギリシャ、アラブの古代社会では、松の葉を薫香のように焚いて
宗教儀式に用いてました。
和風アロマバス「松湯」を作る
1.葉はその都度、生のまま用います。
葉だけを使い、樹脂が残らないようにぬるま湯でよく洗い落とします。
2. 汚れを洗い落とした生の葉100gを、水から15分位煮出します。
3.布で濾し、煮汁だけを風呂に入れてかき混ぜます。
(雰囲気を出したい時には、生の葉を浮かべてもよいでしょう。)
※ 生の松葉が無い場合は、「松葉茶」で代用出来ます。
「松葉茶」は自然食品店などで入手できます。
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