からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

1月「松湯」

お風呂

f:id:linderabella:20200721143510j:plain

f:id:linderabella:20200722104926j:plain

 

松は「まつ」に繋がり、「神を待つ木」を
意味すると言われています。
また、常に青々としているために
「不老長寿」の象徴と考えられています。
 
 
冬でも葉を落とさない「マツ」の葉は、
精油成分として、α-ピネンやカンフェンなどの
テルペン類を含み、
森の香りでリフレッシュすると同時に
抗菌、浄化作用があります。
 
 
また、鎮痛、強壮、血行促進作用があるため、
冷えや肩こり、神経痛、リウマチ、
疲労の改善に、特に寒い季節に
身体を温める働きが期待出来ます。
ヨーロッパでも昔から、
「松葉油」(パインニードルオイル)を
入浴剤として利用しています。
松(パイン)の針(ニードル)のような
葉からオイルを抽出するので、
「パインニードル」と呼ばれます。
 
 
 
エジプト、ギリシャ、アラブの古代社会では、松の葉を薫香のように焚いて
宗教儀式に用いてました。
 
 

和風アロマバス「松湯」を作る

 
1.葉はその都度、生のまま用います。
  葉だけを使い、樹脂が残らないように
  ぬるま湯でよく洗い落とします。
 
2. 汚れを洗い落とした生の葉100gを、
  水から15分位煮出します。
 
3.布で濾し、煮汁だけを風呂に入れて
  かき混ぜます。
  雰囲気を出したい時には、
  生の葉を浮かべてもよいでしょう。
 
memo
生の松葉が無い場合は、「松葉茶」で代用出来ます。「松葉茶」は自然食品店などで入手出来ます。
 
 
<関連事項>

f:id:linderabella:20200903172325j:plain
パイン精油