日本の薬草
江戸時代初期に日本に伝わったヘチマは、
日本人にとって非常に馴染み深い植物です。
若い実は食用として食べられ、
成熟した果実は繊維が強いため、たわしやスポンジとして、
水分は化粧水や石鹸などの日用品や美容品として幅広く使われています。
果実は漢方では
鎮咳、去痰、利尿、むくみ解消などの効果があるとされます。
蔓から採れるヘチマ水は、美肌をつくる効能もあるとされ、
肌の生まれ変わりを促進したり、
日焼けした後の肌のほてりや炎症を鎮めたりする効果もあります。
化粧水として使われてきました。
- 学 名:Luffa aegyptiaca
- 和 名:イトウリ、トウリ、ナーベラー
- 科 名:ウリ科
- 原 産 地 :インド
- 使用部分:茎から採取したへちま水、果実
- 主な成分:ルシオシド
- 主な作用:鎮咳、去痰、利尿、収斂、美肌
- 注 意:特に知られていない