Ravintsara(精油事典)
マダガスカル語で「体にいい葉」
マダガスカルの標高700-1000mの高い、
雨が豊富な場所に自生してハーブです。
マダガスカル語で「体にいい葉」を意味し、
万能薬として使われてきました。
同じクスノキ科の「ラベンサラ」と
外見がよく似ていて、混同されていたため、
「ラヴィンツァラ(ラヴィンサラ)」が正式名称となりました。
精油には、葉から抽出するものと、樹皮から抽出するもの2種類があり、
成分や香り、作用にも違いがあります。
香りの特徴
ハーブ調をベースに、スパイシーさや甘さを感じられる香りです。
ローズマリーやユーカリにも似ていると言われますが、
より穏やかで繊細な印象です。
精油の働き
ラヴィンサラの精油には、
緊張を解き解し、落ち着きを取り戻す力があります。
深い睡眠を与えてくれます。
「1,8-シネオール」を50%以上含むため、
免疫調整作用や、抗菌・抗ウイルスに優れるため
感染症を予防する働きが期待されます。
呼吸器系全般の不調によく、喘息、気管支炎、咳を抑えます。
婦人科系の感染症にもいいと言われています。
傷を治したり、水虫などの皮膚疾患、ニキビにもいいと言われています。