からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

アンジェリカ

Angelica(精油事典)

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不安や緊張を和らげる

 
「天使の草(エンジェルグラス)」とも言われ、
古くから儀式に使用されてきました。
「大天使ミカエル」とも繋がりがあると言われています。
リキュールやジンの香り付けとしても使用されています。
アンジェリカの精油は、
根から抽出した「アンジェリカルート」と、
種子から抽出した「アンジェリカシード」があります。
その中でよく利用されているのは、「アンジェリカルート」の精油です。
 
 

香りの特徴

 
大地を感じさせるスパイシーで奥行きのある
アンジェリカの香りは、
不安に苛まれた時や気分が沈んでいる時、
心を落ち着かせて力を与えてくれます。
 
香りの特徴
【ハーブ系】
ムスクのような土っぽい香り
ノート ミドル~ベースノート  香りの強さ
 
 

精油の働き

 
心に活力を与え、前向きにしてくれます。
根から抽出されるため、自分のルーツに関連深い精油です。
自分の本来進む道に気づき、正直になることをサポートしてくれます。
また優れた抗ウイルス作用があります。
風邪の予防、痰や気管支炎の緩和もしてくれます。
女性ホルモンを調整してくれるため、
生理痛や生理不順、更年期障害の緩和にも効きます。
胃腸を元気にしてくれる働きもあります。
 
アンジェリカは柑橘系ではありませんが、
比較的強い光毒性があります。
肌には1%以下の濃度で使用し、
使用した後は日光に当たらないよう注意して下さい。
 
精油の働き
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 ・心に活力を与え、前向きにしてくれる
 ・弱った神経を安定させ、ストレスを和らげる
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 ・女性ホルモンを調整
 ・優れた抗ウイルス作用
 ・痰を取り、席の症状を和らげる
 
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 ・疲れた肌の色を明るくする
主な作用
  疲労回復、自律神経調整、去痰、抗炎症、
  消化促進、利尿、整腸、強壮、通経、弛緩
 
主な成分
  α-ピネン、1,8-シネオール、β-フェランドレン、
  δ-3-カレン、メンタ-2,8-ディエン-1-オール、
  リモネン、p-サイメンなど
 
精油のデータ
  精油データ 
  • 学   名:Angelica archangelica
  • 和   名:セイヨウカノコソウ
  • 科   名:セリ科
  • 主 な 産 地:英国、オランダ、ハンガリー、ベルギー
  • 抽 出 部 位:根
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:無色
  • 相性の良い精油
    ハーブ系、柑橘系、スパイス系の香りと相性がいい
  • 注 意 事 項:妊娠中は避ける、刺激強、光毒性
 

おススメ使い方

芳香浴、マッサージ、吸入
 

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