Tarragon(精油事典)
アニスに似た香り
ギリシャ語の「蛇」を意味する「drakon」という言葉が由来の
ハーブです。
タラゴンの精油には学名は同じですが
「ロシア産」と「フランス産」の2種類があります。
成分も異なり、
アロマセラピーでは「フランス産」の方が多く使われています。
香りの特徴
主成分である「エストラゴール」は、
アニスの主成分である「t-アネトール」と異性体のため、
アニスに似た香りになります。
精油の働き
タラゴンは消化促進と女性特有の不調に良い精油です。
食欲不振、消化不良、鼓脹、むかつきなどに有効と言われています。
痙攣を抑える作用があり、しゃっくりが止まらない時に
この香りを嗅ぐと良いと言われています。
女性には、月経を促進したり、PMSの緩和に有効です。
痛みや筋肉の張りを和らげるため、
リウマチ、筋肉痛、疝痛、回虫、循環の促進や
自律神経のバランス調整などに有効です。
タラゴンの香りは心を強くする働きがあると言われ、
調和させ、前向きにさせてくれます。