からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ミルラ

myrrh(精油事典)

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古代エジプトから伝わる勇気を与えてくれる精油

 
「ミルラ」は長い歴史の中で重んじられてきました。
『新約聖書』の中では、
「フランキンセンス」とともに
イエス誕生の贈り物として捧げられました。
 
古来、「偉大な医者」の象徴とされ、
古代エジプトでは薫香として宗教儀式などに用いられました。
「ミイラ」の語源と言われ、
遺体の防腐・保存に使われたほど、抗菌作用が優れています。
薬効は高く評価され、医学的にも長く用いられてきました。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【樹脂系】
濃厚でスモーキーなバルサム調
ノート ベースノート    香りの強さ 中~強
 
 ムスクを思わせる、独特な甘さと苦さを持つ
 芳醇な樹脂の香り。
 
 

精油の働き

 
神経を鎮静させ、意識をはっきりさせる力を持ちます。
また、殺菌、消臭作用の他、抗菌作用や収斂作用があり、
肌の老化を防ぐ働きがあります。
傷の治療やひび割れた肌のスキンケアクリームに加えられます。
 
精油は、樹皮から滲み出した樹液が固まった 、
赤茶色の樹脂から水蒸気蒸留法で抽出されたものです。
現在は、人工的に傷をつけて樹脂を採取します。
 
精油の働き
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 ・気持ちを落ち着かせ、
  やる気を引き出す
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 ・下痢や胃酸過多を改善
 ・呼吸器系の痛みや炎症を和らげる
 ・免疫力を高め、
  風邪の初期症状を和らげる
 
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 ・抗酸化作用によって、
  肌の老化を防ぐ
作  用
  強壮、抗ウイルス、抗炎症、
  抗酸化、催淫、瘢痕形成、
  殺菌、消臭、収斂
 
主な成分
  クルゼレン、β-エレメン、
  ゲルマクレンB、ゲルマクレンD、
  リモネン、α-ピネン、
  クミンアルデヒド、オイゲノール
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:・Commiphora myrrha
          ・Commiphora molmol
  • 別   名:ミルラノキ、マー、没薬
  • 科   名:カンラン科
  • 主 産 地:エジプト、エチオピア、エリトリア、
          ソマリア、モロッコ
  • 抽 出 部 位:樹脂
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色 :黄色
  • 相性の良い精油
     クローブ、サンダルウッド、パチュリ、
     フランキンセンス、ベンゾイン、ラベンダー
  • 注意事項
    ・妊娠中・授乳期間中は半分の濃度で使用