Rhubarb
勢いよく生えた緑の葉と、
根元から伸びた太い柄の深紅の対比が美しい、
ヨーロッパでは人気の定番のハーブで、
原産地はシベリア南部で、紀元前3000年頃から栽培されています。
ルバーブの葉には
有害なシュウ酸が含まれていて食べられませんので、
そのため店頭では軸の部分だけで売られています。
日本には明治時代に導入されましたが定着はしませんでした。
但し、近年は長野県を始めとする地域で栽培が行われ、
徐々に認知度が高まってきています。
リンゴに似た酸味とアンズに似た芳香が特徴です。
ジャムや砂糖漬けによく使われています。
食物繊維が豊富で、
便秘改善に効果が高く、肌にも良いとされています。
アーユルヴェーダでは、宿便を除去し、
大腸を調整する最良のハーブとして扱われています。
漢方では同属近縁種の根茎を「大黄」と呼び、
便通を調えることによって
胃腸の炎症を抑え、血の巡りを良くするため、
多くの漢方薬に配合されています。