からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

フィーバーフュー

Fever Few

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キク科の仲間で、夏に清楚な白い小花を沢山咲かせることから、
日本では「夏白菊」と呼ばれ、園芸種として親しまれています。
八重咲の園芸品種「マトリカリア」は切り花としても人気があります。
 
「フィーバーフュー」は
「発熱」を意味する英語「フィーバー」に由来します。
その名が示す通り、解熱や鎮痛に効果があるハーブとして、
古来より活用されてきましたが、
その科学的根拠は十分には分かっていません。
 
学名は、神殿の建設中に落下した人の命を救うのに使われたという
言い伝えに基づき、
「不死」と「パルテノン神殿」を意味しています。
 
風味や香りの特徴
ツンとくる香りがし、苦味がある
 
 
葉に強い香りを持ち、
ローズの側に植えるとアブラムシが寄ってくるのを防いでくれます。
また、ハチも寄せ付けないほど防虫効果が高いので、
ハチの受粉を必要とする植物の周りには植えない方がいいでしょう。
生の葉を揉んで湿布すれば、虫刺されにも効果があります。 
乾燥させた花や葉はポプリやサシェにして活用出来ます。
 
また乾燥させた花を入浴剤として使うと、
冷え性や肩こりの改善や、疲労回復に繋がるとされています。
 
古代ギリシャ時代から、
解熱や偏頭痛、発熱、関節炎の改善に働く薬草として重宝され、
「奇跡のアスピリン」と言われています。
 
1980年代に入って成分の研究が本格化すると、
パルテノライド、ロイコトリエン、
トロンボキサンチンなどの含有成分が
脳の血管の働きに作用し、
偏頭痛やそれに伴う光過敏症、吐き気などを
緩和させてくれることが報告されています。
 
また、緊張性頭痛や関節痛、月経痛など、様々な痛みの緩和や
近年では薄毛予防にも用いられています。
 
 フィーバーフューのデータ 
  • 学  名:Tanacetum parthenium
  • 一 般 名 :マトリカリア
  • 和  名:ナツシロギク(夏白菊)
  • 科  名:キク科
  • 原 産 地 :西南アジア、
         バルカン半島、コーカサス
  • 使用部位:葉、花、茎
  • 用  途:お茶、美容健康、クラフト など
 <主な効能>
  片頭痛の緩和、冷え性の改善、防虫 など
 <注意事項>
  ・妊娠中は使用を避ける
  ・抗凝固剤との併用は避ける
 

おススメの使用方法

ハーブティーを飲む、ハーブチンキにして飲む
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入浴

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  チンキを作って、お湯を張ったバスタブに50ml入れ、

  よく混ぜてゆっくり浸かりましょう。

 
 
 

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