からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

マヌカ

Manuka(精油事典)

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ニュージーランドのティートリー

 
 
最近人気の「マヌカハニー」は
「マヌカ」の花から採れるハチミツです。
胃潰瘍の原因となるピロリ菌への抗菌作用を持つ成分を含む他、
喉にもいいとして、ハーブティーとしても人気です。
 
 

「マヌカ」とは

 
 
「マヌカ」は、ニュージーランドでのみ自生している
フトモモ科の低木です。
オーストラリアの「ティートリー」に似た効能を持つため、
ニュージーランドの「ティートリー」とも呼ばれます。
 
ニュージーランドの先住民マオリ族はマヌカを
「復活の木」、「癒しの木」と呼び、薬として使用していました。
 

 
マヌカは風には強いのですが、
日当たりの良い場所を好むため、日陰では育ちません。
ピンク色の綺麗な花を咲かせるため、
日本では「檉柳梅」(ぎょりゅうばい)とも呼ばれています。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【樹木系】
土の香りの混ざった甘いハーブ調の香り
ノート ベースノート   香りの強さ
 
フトモモ科の精油の中では珍しく、少し甘い香りがします。
淡く優しい、穏やかな香りです。
ツンとした刺激がないため、使いやすいのが特徴です。
一般には、まだそれほど知られていない精油です。
 
 

精油の働き

 
マヌカは「ティーツリー」に比べると、
20~30倍バクテリアに強く、
5~10倍真菌に効果的と言われていて、
最近注目されている精油です。
 
また、穏やかで優しい香りがするため、
癒してくれたり、気分を落ち着かせてくれたりする
効果があります。
自分の感情を上手くコントロール出来なかったり、
忙しい日が続いている方などにおススメです。
 
精油の働き
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 ・憂鬱な気分を和らげる
 ・ショックを受けた時、
  心をリフレッシュさせる
 
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 ・抗アレルギー作用
 ・抗感染作用
 ・呼吸器系の痛みや炎症を和らげる
 
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 ・口唇ヘルペス、口内炎、歯肉炎
 ・ニキビ、水虫などの皮膚疾患
 ・痒みの緩和
 
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 ・解毒作用
 ・防虫作用
 ・ダニなどの害虫の忌避効果
 
主な作用
  強心、去痰、解熱、抗ウイルス、
  抗菌、殺菌、鎮痛、瘢痕形成
 
主な成分
  カリオフィレン、ゲラニオール、
  ピネン、フムレン、リナロール
 
精油のデータ
  精油データ 
  • 学  名 :Leptospermum scoparium
  • 科  名 :フトモモ科
  • 抽出部位 :葉、枝
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精油の色 :淡黄色
  • 相性の良い精油
     クローブ、サイプレス、ジンジャー、ゼラニウム、
     タイム、ラベンダー、ローズマリー
  • 注意事項
     ・刺激性があるため、低濃度での使用がおススメ
     ・妊娠中・授乳中は使用を避ける
 
 

おススメ使い方

 
マッサージオイル

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筋肉痛の場合、
気になる筋肉疲労部へ塗りマッサージしましょう。
関節炎などの場合は、気になる部分に直接塗って下さい。
(パッチテスト)
 
芳香浴

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アロマディフューザーやアロマランプなどを使う
 
ヘアケア・・・髪の毛を洗う時に数滴混ぜる

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シャンプーをする時に、精油を数滴混ぜることで、
頭皮トラブルを予防する効果があります。
(パッチテスト)
 
アロマバス

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浴槽の中にアロマ精油を3~5滴垂らし、
よくかき混ぜて下さい。
身体も心もリラックスさせてくれます。
 
虫よけスプレー

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マヌカは強い殺菌作用を持っているため、
ノミやダニ避けに効果的です。