からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

沐浴

お風呂 

f:id:linderabella:20200903172325j:plainf:id:linderabella:20201119144541j:plainf:id:linderabella:20200721143510j:plain

「沐浴」とは、
本来は宗教的な意味も含まれ、体を水などで清めることを言いました。
そこから派生して、入浴や体や髪を洗うことも「沐浴」と言われています。
 
 

全身浴

f:id:linderabella:20210107064842j:plain
肩が浸かるまでお湯に浸かって温まる方法を「全身浴」と言い、
最も一般的な沐浴の方法です。
38~40℃位のぬるま湯にゆっくり浸かれば「リラックス効果」、
熱めのお湯に短時間入れば「リフレッシュ効果」が期待出来ます。
 
「全身浴」は体全体がお湯に浸かるので、
一気に入ると負担になりますので、かけ湯をして、
「半身浴」から徐々に「全身浴」にしていくようにしましょう。
 
 

半身浴

 
「半身浴」とは、バスタブの中に座った状態で、
みぞおち程度まで体をお湯に浸かる入浴する方法です。
「全身浴」ほど水圧がかからない分、「身体」への負荷が少ないため、
心臓や肺が弱い人や、高血圧の人には半身浴がおススメです。
 
ゆっくり浸かって足のむくみなどを取りたい、
読書などリラックスした時間を過ごしたい時にもおススメです。
 
但し、「全身浴」より時間が掛かるので、
お風呂場が寒い季節は
上半身が冷えてしまわないように気をつけましょう。
 
 

部分浴

 
手や足など、身体の一部を温めることで、
血行を良くし、
体に負担を掛けずに全身を温めることが出来ます。
高齢者や体力の衰えている方でも楽しめます。
ちょっと疲れた時、体調がすぐれない時でも
さっと行えるのが魅力です。
「手浴法」や「肘浴法」、「足浴法」の他、
臀部を浸す「座浴法」などがあります。
 

指浴法

肩や目の疲れに、
指からじんわり温めて出来る簡単お疲れケアです。
 
用意するもの
  • お湯(40℃くらい)
  • 精油:1~2滴
  • 洗面器(手足が入る大きさ)
やり方
  1. 洗面器にお湯を入れて、精油を垂らし、指先を5分程浸けます。
  2. 指先にハンドクリームを塗って、乾燥を防ぎます。
  3. 爪の生え際にアロマオイルを塗って揉むのもおススメです。
 

手浴法(ハンドバス)

f:id:linderabella:20201018163643j:plain

 
精油を入れたお湯に両手首まで浸して温める方法です。
家の中で手軽にリフレッシュしたい時や、
眠れない時などに効果的です。
上半身全体が温まり、腕から肩にかけての血行が良くなるので、
肩こりや頭痛の改善に役立ちます。
 
用意するもの
  • お湯:手を入れて少し熱いと感じる程度(42~43℃)
  • 精油:1~4滴
  • 洗面器(手足が入る大きさ)
やり方
  1. 机の上に洗面器に湯を入れます。
  2. 精油を入れてよくかき混ぜます。
  3. 両手を入れ、手首まで湯に浸します。
    (時間の目安は10~15分程度)
  4. 湯が冷めてきたら、手を出して足し湯をします。
 

肘浴法

 精油を入れたお湯に両肘を付けて行う方法です。
肩こりや冷えがひどい時は、手浴に加えて肘浴を行うと、
全身がポカポカしてより効果的です。
 
用意するもの
  • お湯:手を入れて少し熱いと感じる程度(42~43℃)
  • 精油:1~3滴
  • 洗面器(手足が入る大きさ)
やり方
  1. 机の上に洗面器に湯を入れます。
  2. 精油を入れてよくかき混ぜます。
  3. 両手を入れ、手首まで湯に浸します。
    (時間の目安は10~15分程度)
  4. 湯が冷めてきたら、手を出して足し湯をします。
 

足浴法(フットバス)

ポリバケツなどを利用し、
両足首、もしくは膝までを入れて体を温める方法です。
足を温めることで全身の血行が良くなるので、
特に足のむくみや冷えによる不眠などにおススメです。
 

f:id:linderabella:20200827110215j:plain

 
用意するもの
  • お湯:手を入れて少し熱いと感じる程度(42~43℃)
  • 精油     :1~3滴
  • 無水エタノール:5㎖程度
  • 洗面器(手足が入る大きさ)
やり方
  1. 精油を1~3滴を5㎖程度の無水エタノールに混ぜておきます。
  2. 椅子に座って行います。椅子の前に洗面器を用意します。
  3. 洗面器に1.を入れてよくかき混ぜます。
  4. 椅子に座り、両足をお湯の中に入れます。
    (時間の目安は10~15分程度)
  5. 湯が冷めてきたら、足を出して足し湯をします。
 

注意

  • 香りの強さや刺激によって精油分量を加減します。
  • 皮膚の弱い方は、植物油や天然塩に混ぜて使用します。  
  • 精油で刺激を感じたら洗い流します。
  • 柑橘系、スパイス系精油は精油分量を少なめにします。
  • 火傷をしないように注意しましょう。