からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

カユプテ

Cajuput(精油事典)

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殺菌力が高く、脂性肌のスキンケアにも

 
東南アジアから北オーストラリアが原産と言われる
非常に生命力のある、フトモモ科の常緑の大木です。
樹皮が白っぽいため、
「ホワイトティートリー」とも呼ばれます。
 
 

香りの特徴

香りの特徴
【樹木系】
爽やかなカンファー調でややフルーティーな
ティートリーよりもややマイルドな香り
ノート ミドルノート   香りの強さ 中~強
 
ユーカリやティートリーと同じ
フトモモ科の植物から採れますが、
これら2種よりマイルドで甘い香りのため、
強い香りが苦手な人でも安心して使えます。
 
 

精油の働き

 
「カユプテ」の名前は、マレー語で「白い木」を意味する
「カユ・プティ(カユプテ)」が由来です。
原産地の東南アジアなどでは、
古くから様々な症状に効く万能薬として用いられてきました。
感染症や、火傷や切り傷、
筋肉痛、歯痛などの痛み止めとしても
利用されていました。
 
「カユプテ」の精油は、
元気づけ、集中力をアップさせてくれます。
喉、気管支を中心とした呼吸器系の不調にもよく効きます。
 
また、鎮痛効果にも優れていて、
筋肉痛、関節痛などの痛み全般に効果的です。
 
また、「ティートリー」に似ている効果があり、
殺菌、浄化にも優れています。
 
 
精油の働き
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 ・気持ちを盛り上げ、
  やる気を出させる
 
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 ・咳、喉の痛みの症状を和らげる
 ・感染症を改善する
 
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 ・火傷や切り傷の治りを促す
 ・脂性肌を整える
 ・ニキビの治りを促す
 
主な作用
  去痰、抗ウイルス、抗炎症、
  抗カタル、抗菌、ホルモン様、
  免疫調整
 
主な成分
  1,8-シネオール、シトラール、
  α-テルピネオール、リナロール、
  リモネン、α-ピネン、
  ミルセン、β-ピネン
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Melaleuca leucadendron
  • 別   名:カジェプト、ホワイトティートリー
  • 科   名:フトモモ
  • 主 産 地:ベトナム、フィリピン、
          オーストラリア、マレーシア
  • 抽 出 部 位:葉、枝
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:無色
  • 相性の良い精油
     サイプレス、ジュニパーベリー、ゼラニウム、
     ベルガモット、ラベンダー、ローズ、
     ローズマリー
  • 注意事項
    ・刺激性があるため、低濃度での使用がおススメ
    ・妊娠中・授乳中は使用を避ける
 
 

おススメ使い方

 芳香浴

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 アロマバス

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風邪の引き始めに
カユプテのアロマバスにゆっくりと温まると、
汗をたっぷりとかくことが出来るため、
回復を早めてくれます。
また、気持ちを前向きにさせ、
やる気を起こさせる作用があります。