Mandarin(精油事典)
穏やかな香りが緊張をほぐし、明るい気分に誘う精油
柑橘系の精油の中でも、
特に甘くてフルーティーな香りがする精油です。
香りが大変良く、
香水の原料やアイスクリームやケーキなど製菓材料としても
使用されています。
日本では、ポンカンやデコポンがマンダリンと同じ仲間になります。
マンダリンとは
清朝の官僚のことを「マンダリン」と言い、
彼らの来ていた服の色と果実の色が同じであったことから
付いた名前です。
インドのアッサム地方が原産地で、
交配を繰り返し、世界各地に派生して出来た品種です。
他のオレンジと比べ皮が薄く、手で剝くことが出来ます。
果実はジューシーで酸味が弱く糖度が高く、生食で食べるのが一般的です。
香りの特徴
甘く芳醇な香気が特徴で、
陽の光のように心を穏やかにしてくれる香りです。
精油の働き
柑橘系の中では香りも作用も穏やかで、
光毒性が比較的低いため、
フランスでは安心して使えるとして
「子供のための精油」と呼ばれることもあります。
甘くフルーティーな香りは消化を促し、
便秘や消化不良、膨満感の解消にもおススメです
また、抑うつや神経過敏などの
デリケートな心理状態に役立ちます。
皮膚を軟化し、細胞を修復する作用で
スキンケアにも活用されています。
抗菌作用があり、
またd-リモネン(60~80%)成分が多いため
親油性があるので、
キッチン回りのお掃除や油汚れに、
油性ペンやクレヨンの落書きなど落としに使うことが出来ます。
シールをキレイに剥がすのにも役立ちます。
精油のデータ
おススメ使い方
アロマトリートメント
アロマオイルを作って、
それをお腹に塗って時計回りにトリートメントすれば、
消化が促され、胃のムカムカを和らげてくれます。