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カボス

Kabosu(精油事典)

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柚子、酢橘とともに日本人には馴染み深い
爽やかな柑橘の香り

 
日本人には「ユズ」や「スダチ」とともに馴染みのある柑橘類です。
大分県の特産品で、日本の生産数の9割が大分県で生産されています。
1695年の江戸時代に、
医師の河野宗弦が京都から種子を大分に持ち帰り、
栽培し始めたと言われています。
精油は、熟す前に収穫して採油しています。
 
 

香りの特徴

香りの特徴
【柑橘系】
料理に使われる果汁・果皮と同様の爽やかな香り
ノート トップノート  香りの強さ
 
柑橘類特有のスッキリした香りは、心身をリフレッシュさせてくれます。
深みのある香りを持っています。
シトラス系の精油が多く含む「リモネン」はあまり含まれず、
その代わり、「シトロネラール」を多く含むため、
ユーカリレモン(シトリオドラータ)やシトロネラに似た香りをしています。
 
 

精油の働き 

 
ピネンやリモネンという成分が含まれており、
リラックス効果が期待出来ます。
カボスの爽やか香りが、怒りやイライラ、ストレスなどで、
高ぶった神経を落ち着かせるのに役立ちます。
ピネンやリモネンには、血行を促進させる働きがあるため、
冷え性の予防・改善にも有効です。消化促進にも役立ちます。
また、新陳代謝を活発化させ、疲労回復に効果的だと言われています。
 
抗菌作用から、雑菌からくるニオイ対策にも効果的です。
アロマスプレーにして、
キッチン、生ごみ、部屋干し臭など、
ニオイの気になる所にスプレーして使用するとすっきり消臭出来ます。
またリモネン成分を含むので
キッチン回りなどの油汚れにスプレーして使用するのもおススメです。
 
 
精油の働き
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 ・気持ちを前向きにさせる
 ・イライラを鎮め、リラックスさせる
 ・意識をクリアにし、集中力を高める
 
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 ・血行を良くして、冷えを予防・改善
 ・新陳代謝を活発にし、疲労回復させる
f:id:linderabella:20201208135202j:plain  ・肌をみずみずしく保つ
主な作用
  抗ウイルス、殺虫、消化促進、免疫調整、
  抗菌、抗炎症、血行促進
 
主な成分
  β-ピネン、d-リモネン、γ-テルピネン、
  オシメン、ゲラニオール、デカナール、
  β-ファルネセン、β-カリオフィレン、
  酢酸ゲラニル
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Citrus sphaerocarpa
  • 別   名:香母酢、香倍酢、臭橙、カボユズ
  • 科   名:ミカン科
  • 原 産 国:日本
  • 抽 出 部 位:果皮
  • 精油製造法:圧搾法
  • 精 油 の 色:濃オレンジ~茶色
  • 相性の良い精油
     ジュニパーベリー、ペパーミント、ベルガモット、
     ユーカリ、ユズ、ラベンダー、ローズマリー、レモン
  • 注 意 事 項
    ・刺激性があるため、低濃度での使用がおススメ
    ・妊娠中・授乳中は使用を避ける
 
 

おススメ使い方

 入浴、芳香浴
 

関連事項

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