Litsea cubeba(精油事典)
ハーブの王様
Chinaや東南アジアに生息する比較小さな常緑樹です。
Chinaでは古くから料理や薬として使われてきました。
メイチャンという名前は「Chinaの女神」という意味を持ちます。
柑橘類の植物ではありませんが、
レモンに似た、万人に好かれる香りなので、
香水など様々な香りづけに使用されています。
香りの特徴
ハーブ系ですが、甘酸っぱく、フレッシュなレモンに似た
柑橘系の香りがします。
「メリッサ」に含まれる
「ネロール」や「ゲラニオール」という成分が含まれている上、
価格はリーズナブルなことから、
ヨーロッパでは高価な「メリッサ」の代用となることが多いそうです。
レモングラス」と同じくらいの「シトラール」を含み、
柑橘系の香りがしますが、
柑橘系の植物ではないため、「光毒性」はありません。
精油の働き
穏やかさをもたらしてくれる香りです。
すっきりした香りはリフレッシュをし、
やる気を起こさせてくれ、集中力を高めてくれます。
呼吸器系の不調を緩和してくれます。
また消化を促進します。
高いデオドラント効果もあります。
皮脂バランス調整作用があるため、スキンケアにも向いています。
ニキビを防ぎ、皮膚炎などの炎症も鎮静化させてくれます。