お風呂
「重陽の節句」は
「菊の節句」、あるいは「栗の節句」、「お九日」(くんち)という
呼び名もある9月9日の節句です。
「菊」は、厄を払い、長寿を得る妙薬と言われていたため、
「延命長寿」の花として、
平安時代の宮中ではこの日に菊酒を飲んだり、
キクのエキスを染み込ませた綿で
女官が身体を撫でたといった記録が残っています。
「菊湯」に用いるのは、
野生で多く見られる「リュウノウギク」という種類です。
漢方で「菊花」は、
「久しく服すれば血の気を利し、身を軽くし、天年をのべる」とされていて、
婦人病や咳止めに利用されています。
菊のお風呂
「菊」には、カンフェンなどの精油成分があることから、
皮膚を刺激して血行を促進し、身体の痛みを和らげる効果があります。
保温効果も高く、身体の芯まで温まるので、
夏の疲れを解すにはピッタリの風呂です。
- お肌の弱い方は肌荒れを起こす可能性がありますので、ご注意下さい。
- 万が一お肌に異常が現れた際はお医者様にご相談下さい。
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