からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

セントジョーンズワート

St. John's wort(精油事典)

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心を癒す「太陽光」と呼ばれる、世界的に有名なハーブ

 
和名で「セイヨウオトリギソウ」と呼ばれる
黄色の花を咲かせる多年草植物で、
不安感や気分の落ち込みなどの症状に対する
メンタル効果の高いハーブとして知られています。
精油は高価なため、
他のキャリアオイルに5~20%程度の割合で加えて使用するのが
一般的です 。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【フローラル系】
温かく甘く、少しバルサミックなハーブの香り
ノート ミドルノート   香りの強さ 中~強
 
 
 
 

精油の働き

 
 
セントジョーンズワート特有の成分「ヒペリシン」には、
抗うつ作用、鎮痛・鎮静作用があることが知られており、
不眠を改善し、気分をアップさせてくれる精油として注目されています。
 
「β-カリオフィレン」という成分は、
女性ホルモンの血中濃度変動期における
不安症状の緩和にも有効と考えられているため、
PMS(月経前症候群)にも効果が期待出来ます。
 
「ハイペリシン」には、鎮痛作用があり、
緊張から起こる頭痛などの緩和にも用いられています。
 
「ゲルマクレウD」には、
生理周期を安定させたり、月経を促す通経作用があることから
更年期障害の緩和にも効果が期待出来ます。
 
 
精油の働き
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 ・憂鬱な気分を和らげる
 
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 ・関節の痛みや月経痛を和らげる
 
 
 
作  用
  去痰、抗うつ、鎮静、鎮痛
 
主な成分
  ヒペリシン、α-ピネン、β-ピネン、
  メチルオクタンゲルマクレンD、
  β-カリオフィレン
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Hypericum perforatum
  • 別   名:西洋オトギリソウ、ハイペリカム
  • 科   名:オトギリソウ科
  • 抽 出 部 位:花
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:明るい黄色~オレンジ
  • 相性の良い精油
     イランイラン、オレンジ・スイート、
     ゼラニウム、ベチバー、レモン、ローズ
  • 注 意 事 項
     ・肌への使用はしない
     ・妊娠中、授乳中は使用を避ける
     ・酸化しやすいため、冷蔵庫で保管する
 
 

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