からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ハーブ栽培の基本

ハーブ栽培

f:id:linderabella:20200720134019j:plain

 

 
自分で育てたハーブでハーブティーを飲みたい。
庭がなくても、自宅のベランダなどでもハーブを育て、
収穫することは出来ます!
コンテナや鉢で手軽に育てるハーブの栽培法を紹介します。
 
ハーブとして利用されてきた植物は、
元々荒れた野や山岳地などの
厳しい自然環境でも育つ植物なので、
丈夫で育てるのは比較的簡単です。
マンションのベランダなどでも楽しめます。
毎年楽しめる多年草が多く、
余り手をかけなくてもどんどん生長します。
 

 ハーブを「食用」として用いる際は、

無農薬栽培の苗を使うと安心です。

ですから、栽培する際には、
「食用として使うもの」と「食用でないもの」は別に植えて
間違って収穫したり、使わないようにしましょう。
 
 

ハーブが育つための4つのポイント

 
ハーブが育つために大切な要素は、主に4つです。
  1. 日当たり
  2. 風通し
  3. 水やり
  4. 温度
 

f:id:linderabella:20200717161734j:plain

 
ハーブは主に温帯に生育する植物です。 
一般的にハーブがよく育つ気候条件は
10~20℃位とされていて、
定植の時期は
「春」「秋」が適しています。
 
暑過ぎたり、寒い時期に植えると、
苗が弱って上手く育たないことがあるからです。
 
ハーブの多くは地中海地方原産ですから、
冷涼な気候を好み、日本の夏の高温多湿はやや苦手です。
栽培や環境を工夫して上手に夏越ししましょう。
「このハーブを育てたい!」と思ったら、
まずは、そのハーブがどんな環境を心地よく感じるのかを考えて、
日当たりや水の加減、耐寒性、耐暑性の有無を調べてみましょう。
それぞれのハーブに応じて適する場所を選び、
適した手入れをすることが大切です。
 
 

定植の時期

 

SPRING
  • 遅霜の心配がなくなる4月下旬以降が定植時期の目安。
  • 「一年草」耐寒性のないハーブは、春の定植が基本。
「一年草」は発芽してから開花、結実し、枯死するまでの
生命サイクルが1年未満の植物です。
「一年草」に対し、茎の一部・地下茎・根などが枯れずに残り、毎年、茎や葉を伸ばすものを「多年草」と言います。
中でも一年中、地上部が枯れない植物は「常緑植物」と言います。
 
 

AUTUMN
  • 9月下旬~10月上旬が定植時期の目安。
ラベンダーやローズマリーなど「耐寒性のあるハーブ」は、この時期に植えつけると、冬の間にしっかりと根が張り、春からの成長も良好になる。
「一年草」の苗であっても、コリアンダー、チャービル、ディルなどの「耐寒性のあるハーブ」は、「秋植え」にすることでしっかりした根に育ち、翌春早くから枝葉を茂らせる。
 
 

用意するもの

 
 
培養土
 
容器
 
素焼き製、プラスチック製、陶器製などの
鉢やプランターを用意しましょう。
素焼き製は通気性(水はけ)はいいのですが、
夏は乾燥しやすいので、こまめな水やりが必要です。
一方、プラスチック製は軽いのですが、
水はけが悪くて蒸れやすくなるので、
土作りの時に用土の排水性を良くするなど、
工夫する必要があります。
 
 
ゴロ土
 
鉢植えの時に、水はけと通気性を良くするために
鉢底に入れる粒の大きな土。
 
 
防虫ネット
 
鉢底からの虫の侵入を防いでくれます。
 
 
はさみ
 
根や茎を切ったりするのに使用。
 
 
スコップ
土を鉢に入れるのに使用。