Devil's claw(スパイス事典)
アフリカの砂漠に自生するゴマ科の植物で、
紫や赤のラッパ型の花をつけ、
堅い棘のある実に由来して、
悪魔(Devil's)の爪(Claw)と名付けられました。
動物に種子を付着させて種子を広めるため、
果実の形が鉤状になっていて、
学名の「ハルバゴフィツム(Harpagophytum)」は、
ギリシャ語で鉤状の植物(hookplant)を意味します。
かつてアフリカの先住民達は、
芋のように太った地下茎を苦味強壮剤として
消化不良に用いてきました。
ドイツでは、リウマチ疾患や関節炎、高脂血症を伴う
高齢者への治療に適していると言われています。