日本のハーブ
ハコベは「はこべら」の名で
「春の七草」の1つとして数えられてきました。
ハコベは食用や薬用にしたり、
柔らかい草質からニワトリや小鳥のえさとしてよく知られており、
英語でも「chickweed(=ヒヨコの草)」と呼んでいます。
生葉の青汁と塩で作るハコベ塩は、
古くから歯茎の出血や歯槽膿漏の予防に使われてきました。
西洋では「チックウィード」と呼ばれ、肌を整える働きがあることから、
ローションやクリーム、入浴剤に用いられています。
- 学 名:[ミドリハコベ]Stellaria neglecta
[コハコベ]Stellaria media - 和 名:ヒヨコグサ、ハコベラ、アサシラゲ
- 生 薬 名 :ハンロウ(繁縷)
- 科 名:ナデシコ科
- 使用部分:地上部
- 主な成分:サポニン、フラボノイド、ビタミンA・B・C、
ミネラル(カリウム、カルシウム) - 主な作用:収斂、抗炎症、創傷治癒、粘膜刺激緩和、
抗菌、解毒