oats(ハーブ事典)
「オートムギ」は、何世紀もの間、
北ヨーロッパでは主要な食物として利用されてきました。
ビタミンEやミネラル類、たんぱく質、食物繊維を
豊富に含んでいるからでしょう。
古代ギリシャでは馬の餌として雑草扱いされていましたが、
古代ローマになってようやくこの穀物が利用され始めたようです。
17世紀に入ると、ハーバリストによって民間に広がり、
疲労、抑うつ、不眠、リウマチなど、
様々な不調に使われるようになりました。
モルヒネやタバコの中毒治療に利用されたこともあります。
「オートムギ」は、ミネラルを豊富に含み、
免疫力を高める働きがあることから、
滋養強壮に優れ、精神を安定させるなど、
肉体面と精神面、両方の疲労回復・栄養補給をサポートします。